リアム・ギャラガー、ナイル・ロジャース、FKAツイッグス、フローレンス・アンド・ザ・マシーン、ニック・ケイヴなどが新型コロナウイルスの影響を受けている音楽業界の従事者への資金を募るために貴重な品々を寄付している。
現地時間11月27日に2つのオークションが開催されており、「アイラヴライヴ」と題されたオークションはその収益がライヴ業界で働く人々の財政難を支えるチャリティ「ステージハンド」に寄付されている。ミュージック・ヴェニュー・トラストも1回限りのオークションが開催されており、スティーヴン・ウィルソンはグラミー賞ノミネートの証明書、未発表曲、その他の特別なアイテムを一まとめにした1万ポンドのボックスセットを販売している。
「アイラヴライヴ」ではナイル・ロジャース、リアム・ギャラガー、エリック・クラプトン、エルボー、ニック・ケイヴがサイン入りギターを提供しているほか、FKAツイッグスはステージ・マスクをオークションに出品している。
エリー・ゴールディング、ロビー・ウィリアムス、フローレンス・ウェルチは手書きの歌詞を提供しており、クレイグ・デイヴィッドはサイン入りのミキサーを提供している。ケミカル・ブラザーズはサイン入りのシンセサイザーを寄付している。「アイラヴライヴ」は1回の申し込みチケットが5ポンドとなっていて、クリスマスまでに100万ポンドを集めることを目的としている。
ステージハンドのトップを務めるマネージャー/プロモーターのデヴィッド・ストップスは『ガーディアン』紙に次のように語っている。「ツアー・クルーで10件の自殺未遂があったことを聞いて、何かをしなければならないと思ったのです」
「以前のステージ・マネージャーが銀行口座に10ポンドしかないことを知って泣きながら目を覚ました」という話にデヴィッド・ストップスが心を動かされたことを受けて、デヴィッド・ストップスがマネージャーを務めるトンプソン・ツインズのトム・ベイリーはライヴ・エイドで使ったギターを寄付している。ステージハンドは第1段階として500ポンド(約7万円)を配布することを予定している。「多くはないですが、気にかけている人がいることは示せると思うのです」
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