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R.E.M.のマイケル・スタイプはドナルド・トランプ大統領を批判して、かつての故郷であるジョージア州アセンズでの新型コロナウイルスの対策を進めるよう求めている。

ソロ・デビュー・アルバムに取り組んでいるマイケル・スタイプはドナルド・トランプ大統領を「口先ばかりで嘘の塊の毒ヘビ」と評しており、不動産業での失敗を受けてリアリティ番組で成功を収めたことで大統領選に勝利しただけだと述べている。

『レイト・ナイト・ウィズ・セス・マイヤーズ』に出演したマイケル・スタイプはアメリカ国民に選挙参加を促す団体、プランユアヴォートについて語っている。

インタヴューでマイケル・スタイプは初めて音楽を作曲したことを明かしている。「不思議なことに満足することに気づいたんだ。R.E.M.のようなサウンドになっているとは言えないけどね。でも、進んでいる方向には満足しているよ」

「R.E.M.と長年のファンのおかげで、ソロ・アーティストとして最初の年に出したシングルによってお金を作ることができて、自分が強く支持する団体や運動に寄付したりすることができたんだ」

また『ガーディアン』紙に寄稿した文章でマイケル・スタイプは80年代にR.E.M.を結成したジョージア州アセンズの劇的な新型コロナウイルスの感染者数の増加について言及している。新学期の始まりによってジョージア大学には多くの学生が集まることとなっている。「大きな国家でも非常に小さな郡の話なんだけどね」とマイケル・スタイプは述べている。「ジョージア州の159の郡ではここ2周間の感染者数が最も高くなっていて、人口あたりの感染者数はこの国で最も高い地域の一つとなっている。ここ6週間で新型コロナウイルスによる死者数は2倍になった。他の大学地域も同じような感染拡大の状況に直面している」

「広く報じられている通り、若い人は外界を避けて生きることをせず、なのでキャンパスにいるより年配の危うい教師や清掃員、飲食事業者にうつしてしまう危険性があるんだ。キャンパスに留まらず、その影響はアセンズの街にも近づいています。加えて、アセンズの14000人の小中学生は、私たちの州が大学にとっている無謀な環境のせいで必要な授業や社会支援を受けられなくなるでしょう」

マイケル・スタイプはジョージア州の共和党系の知事であるブライアン・ケンプについて「ドナルド・トランプ大統領の信奉者」だとして「新型コロナウイルス対策をとるのが遅く、早々に対策をやめてしまった」と述べている。

マイケル・スタイプは飲食を屋外だけで行うようにして、50人以上の集まりを制限するよう求めている。

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