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フー・ファイターズのデイヴ・グロールはフー・ファイターズの初期のフロントマンとして駆け出しだった頃を振り返り、最初の10年はフロントマンを務めることが怖かったと語っている。

フー・ファイターズのデビュー・アルバムが25周年を迎えたことを受けてデイヴ・グロールはアップル・ミュージックのマット・ウィルキンソンの番組に出演して、バンドの初期について回想している。

フロントマンとして駆け出しだった頃について訊かれたデイヴ・グロールはステージでの中心的存在となったことに適応するのに苦しんだと語っている。

「出ていってステージに立つわけだけど、なんたって俺はドラムのスツールにずっと座ってきたわけだからさ。なんてこった、俺が人々の前に立たなきゃならないのか? どうやって身体を動かせばいいんだ? 曲の間には何を言えばいいんだ?って感じだったよ」

「そういうことが頭を駆け巡るんだ。繋がりや自身が感じられない時というのは怖くなることもあってね。8年か、10年、そうだったよ。すごく時間がかかったね」

そうした初期と最近のライヴの居心地を比較してデイヴ・グロールは次のように語っている。「今はステージに出ていっても『よっしゃ、行こう』という感じだけどね。でも、昔はインタヴューでさえも恥ずかしかった。不安で自意識過剰だったんだよ」

「こんな風に最前線に立たされてこなかったと思っていたしね。当時のインタヴューは今も観られないよ」

同じインタヴューでデイヴ・グロールはフー・ファイターズのデビュー・アルバムを作る過程についても振り返っている。

「全体を曲順通りにレコーディングしていったんだ。これをやっているのは本当に楽しかったよ。学校の課題みたいだったな。準備して計画を立てたんだ」

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