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コールドプレイのフロントマン、クリス・マーティンは、発売間近のニュー・アルバム『ア・ヘッド・フル・オブ・ドリームズ』には「ドレイクからオアシスまで、僕らが大好きな音楽すべて」との融合が起きていると語っている。

通算7作目のニュー・アルバムは12月4日にパーロフォン/アトランティックよりリリースされる。

ニュー・アルバムについて、クリス・マーティンは米『ローリング・ストーン』誌に次のように語っている。「ドレイクからオアシスまで、僕らが大好きなすべての曲と融合したいと思ったんだ。失う物は何もないという気持ちだった。僕らがあらゆる人に受け入れられる存在ではないという事実を、今はきちんと受け止めているからね」

クリス・マーティンはまた、ニュー・アルバムは「ヒッピーなアルバム」だとしている。「愛と受容、それに、自分の身に起こることを、ありのままに受け止めるということにまつわる作品なんだ」と語っている。「かなりヒッピー感の強いアルバムだよ。今までのアルバムは、これに辿り着くためのものだったんだよ」

先日報じられた通り、グウィネス・パルトローが “Everglow”という楽曲にヴォーカルで参加しているほか、ノエル・ギャラガーは“Up & Up”という楽曲でギターを弾いており、さらにビヨンセは“Hymn For The Weekend”を含む2曲に参加しているという。

ビヨンセについて、クリス・マーティンは米『ウォール・ストリート・ジャーナル』紙に次のとおり語っている。「 元々のきっかけはフロー・ ライダーか誰かの曲を聴いていた時のことなんだけど、コールドプレイが“Turn Down For What”みたいなクラブ・トラックをやらないのはすごくもったいないと思ったんだよ。もしやるとしたらどんなタイトルにしたらいいだろう。 “Drinks on Me”というようなタイトルの楽曲があるといいなと思ったんだ。クラブで端のほうに座ってて、すごいクールだから、みんなに酒を奢っちゃうっていうようなね」

「それで、一人で面白がってたら、『Drinks on Me、Drinks on Me』っていうメロディが浮かんできたんだよ。バンドの他のメンバーにそれを聴かせたら、『すごく大好きだけど、“Drinks on Me”ってクリスが歌うのはあり得ないよね』ってなってさ。それで『Drink from Me』って変えて、天使のような人に歌ってもらおうっていうアイデアが生まれたんだよ。それでビヨンセに歌ってもらえるか、訊いてみることにしたんだ」

先日、コールドプレイは、先週のパリにおける一連の襲撃に関する報道を受け、目前に迫っていたライヴの日程を変更している。

コールドプレイは11月13日の夜にロサンゼルスのベラスコ・シアターでライヴを行う予定となっていた。このライヴは、タイダルを通じて全世界にストリーミングされる予定ともなっていたが、同じ晩にパリで同時多発テロが発生したため、11月21日に延期することとなっている。

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