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アイアン・メイデンは5年近く新曲がリリースされていない中で、YouTuberのファンク・ターキーがバンドの歌詞を読み込ませて人工知能に歌詞を書かせた“Power Gravy”という曲を公開している。

本名をカーク・コナーというファンク・ターキーはジーニアスの歌詞データベースをスクレイピングしてマルコフ連鎖を使って人工知能に歌詞を書かせている。ヴォーカルと楽器演奏はカーク・コナー自身が担当している。

公開された音源はこちらから。

「ヴォーカルは大変だった」とカーク・コナーは概要欄に書いている。「ブルース・ディッキンソンは真似するのが難しいよ。ベストを尽くしたけど、ひどくないことを願うよ。あの人はすごい歌声の持ち主だね。『サウス・パーク』のパロディーみたいだけど、とはいうものの、パロディーでしかないからね。あまり真剣にとらないでくれ」

ファンク・ターキーではこれまでにメタリカやAC/DC、ニッケルバック、レッド・ホット・チリ・ペッパーズを真似した楽曲も制作しており、先月は人工知能が歌詞を書いたニルヴァーナ風の楽曲“Smother”を公開している。

ドラムの打ち込みについて「スペリオール・ドラマー2」を使ったとのことでファンク・ターキーは次のように述べている。「デイヴ・グロールが打ち込みのドラムを嫌いだということが知っている。でも、これが最善の策だったんだ……ごめん、デイヴ。僕はまだ好きだよ」

一方、今年1月にアイアン・メイデンのドラマーであるニコ・マクブレインはバンドとしてニュー・アルバムに取り組んでいることを示唆している。

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