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アダム・ランバートはジョージ・フロイドが亡くなって世界各地で抗議運動が起こる中でドナルド・トランプ大統領が「素晴らしい日」だと発言したことを批判している。

ジョージ・フロイドがミネアポリスで白人の警官によって9分近く膝で喉を締め付けられ、息ができないという訴えも無視されて亡くなったことを受けて、アメリカ全土や世界各地で抗議運動が行われている。

現地時間6月5日にドナルド・トランプ大統領は新たな経済指標を発表する中でジョージ・フロイドにとっても「素晴らしい日」だと述べたことが問題視されている。

「ジョージが天から見下ろしながら『素晴らしいことが米国に起こっている』と言っていてくれたらと思う。彼にとって、また皆にとって素晴らしい日だ」とドナルド・トランプ大統領はホワイトハウスのローズ・ガーデンで開催された記者会見で述べている。「平等の観点から今日は素晴らしい日だ」

アダム・ランバートはこの発言を受けて次のようにツイートしている。「今日、トランプの記者会見を見たよ。彼の喋っていることがまったく分からなかったよ。彼は文を繋ぐことさえできないんだ。まさに支離滅裂で崩壊していたよ。彼が売ろうとしているものを解読できたらと思うけどね」

アダム・ランバートはその後に次のように続けている。「僕が記者会見を見たのは彼がこの混乱の中で大統領らしい振る舞いをしようとするか見たかったからなんだ。そうじゃなかったけどね。政治的見解は一つだよ。排外主義や人種差別は容認できるものじゃないということだ」

先週、アダム・ランバートは一連のソーシャル・メディアへの投稿でドナルド・トランプ大統領を批判し、「冗談にして嘘つきのガン」だと述べていた。

「僕に従ってくれ:黒人のみんなに、どう思えだとか、抗議の方法や弔い方を言うつもりはないんだ」とアダム・ランバートは述べている。「この投稿へのコメントを見てるんだけど、いくつかの無知で右派的な空気の読めないコメントがネガティヴな議論を巻き起こしているのに驚いているよ。意見を持つのは重要だけど、僕のフィードには向かない人も少しいるんだよね」

「明らかにしておきたい。僕は暴力や破壊を支持しているのではない。怒りを持つこと、屈服するのを拒否することの権利を支持しているんだ。人権の話になったら異論は認めないよ」

「ブラック・ライヴス・マターに対して、すべての命が大切だと応じる人はクソだね。なぜこれまで問題が解決しなかったのか、知るべきだよ。そうじゃないなら、僕の投稿を見るのもやめて勉強してくれ」

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