トゥールのギタリストであるアダム・ジョーンズは自身のインスタグラム・アカウントで“Descending”のデモ音源の一部を公開している。“Descending”はトゥールにとって13年ぶりのアルバムとなった『フィア・イノキュラム』に収録されている。
“Descending”のデモ音源はこちらから。
アダム・ジョーンズはこの曲の制作経緯を明かしており、8分の7拍子のこの曲の影の立役者はベーシストのジャスティン・チャンセラーだったと説明している。
「ジャスティンと僕はいつも可能性のあるリフやデモを持ち込むんだ。そして、3人で狼のようにをれに取り組むんだ。(ダニー・ケアリーは)正反対とも言えるカウンターのリズムで引っ掻き回すんだけど、それですべてが前に進んでいくんだよね」とアダム・ジョーンズは説明している。
「ジャスティンは曲のメイン・ヴァースとなった7つの魅力的なメロディーを持ち込んでくれて、彼はワーキング・タイトルで“Bluegrass”と呼んでいたよ。クールなうまくいくパートを探して、長い間ジャムをして、最終的に9度の拍子変更とコーラスを付け加えたんだ。それでイントロのアレンジをやってんだけど、自然に出てきたんだよね」
アダム・ジョーンズは先日“Pneuma”のギターの弾き方を教える動画も投稿しており、「難しくはないものの、すごく満足感のある曲」だと述べている。
一方、トゥールのドラマーであるダニー・ケアリーは外出制限が続く中でバンドで新曲を作りたいと考えていることを明かしている。
「この休止期間もできるだけ早く集まりたいと思っているんだ。ジャスティンと僕とアダムでね。その間にトゥールの新曲についても話し始めるつもりだよ。おそらく、この間にEPをもう1枚書くことになるんじゃないかな。他にすることもないからね」
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