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アラン・マッギーはかつてコールドプレイのことを「おねしょたれ」と呼んだ悪名高いコメントを撤回している。
オアシス、プライマル・スクリーム、ティーンエイジ・ファンクラブ、マイ・ブラッディ・ヴァレンタインらが所属したクリエイション・レコーズの創設者であるアラン・マッギーはかつてクリス・マーティン率いるコールドプレイを「おねしょたれの音楽」と評していた。
「彼らはジェフ・バックリィ風で、学生だったら好きになるはずのバンドだよ」と2000年の『ガーディアン』紙のインタヴューで彼は語っている。「今のミュージック・シーンに苛立つのはそういうところなんだ」
『サンデー・エクスプレス』紙の新たなインタヴューでアラン・マッギーは今となっては違う見解であると語っている。
「コールドプレイのことをおねしょたれと呼んだのは後悔しているんだ……ちょっとね」と彼は認めている。「彼らの後に出てきたものと比較すると、彼らは問題ないからね。彼らの音楽は好きじゃないけど、そこまで悪いとは思ってない。大言壮語な奴だったんだよ。それで、処方薬を飲みまくっていたからね」
当時、アラン・マッギーの発言についてコールドプレイは『NME』に次のように語っていた。「彼が言ったことなんて気にしないよ。関係ないね」
ギタリストのジョニー・バックランドは次のように続けている。「おねしょをしたことはないよ。3歳の時にテーブルの下でうんちをしたことはあるけどね。まあ、そういうことだよ。僕らは僕ら自身であろうとしているんだ。ちょっと怒ってるふりをするなんて悲しいからね」
アラン・マッギーについては伝記映画『クリエイション・ストーリーズ（原題）』の公開が待たれている。
映画『クリエイション・ストーリーズ』は同名のアラン・マッギーの自伝をもとにアーヴィン・ウェルシュとディーン・キャバナが脚本を手がけたものとなっている。本作は映画『トレインスポッティング』で知られるダニー・ボイルが本作のエグゼクティヴ・プロデューサーを務めるほか、『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』で知られるニック・モランが監督を務めることが発表されている。
「『トレインスポッティング』がクリエイションを手がけるようなものだね。コンセプトを理解してもらえればさ」とアラン・マッギーは昨年4月に『NME』に語っている。「ソニーの2人の重役が盛大にやり合っているのを僕が見ているというシーンがあるんだけどね。すごく面白いものになると思うよ」
1990年代の音楽業界を描いた小説『キル・ユア・フレンズ』を基にした映画『マッド・ドライヴ』で描かれているような当時の騒乱も見ることができるのかと訊かれると、アラン・マッギーは次のように答えている。「（『キル・ユア・フレンズ』の著者である）ジョン・ニヴェンは本当に才能があると思うよ。彼は彼自身のものを作り上げたわけだけど、僕の本は内容のほとんどが実際に起きたことだからね。映画はまさにそのアーヴィン版という感じなんだ」
「僕と父親が夕日に向かって歩いているシーンがあるんだけど、父親とは30年話していないわけでね。だから、それほど現実に忠実なものではないんだ」
映画は最初のメイキング写真が公開されているほか、カール・バラーがカメオ出演していることが明らかになっている。
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