ロビー・ウィリアムスはアダム・ランバートがヴォーカリストとして参加する前にクイーンのフロントマンを依頼されたことを明かしている。
ロビー・ウィリアムスは2001年に映画『ROCK YOU!』のために“We Are The Champions”を再レコーディングした時にブライアン・メイとロジャー・テイラーを感心させたものの、2人の申し出を断ったと言われてきた。
しかし、最終的にフレディ・マーキュリーを継ぐのを妨げることになったのは「自己評価の低いところ」だったとロビー・ウィリアムスは語っている。
彼はシリウスXMに次のように語っている。「マイクをもってすごく自信に満ち溢れているとしても、僕はすごく自己評価の低いところがあってね」
「ステージに上がって、フレディ・マーキュリーと同じ地平に立つには自分にも大胆さが必要だと思ったんだよ。彼は僕にとって天使のようで、人間離れした存在だったからね。ただ、すごく怖かったんだ」
彼は次のように続けている。「当時は1人でスタジアム公演もやっていたしね。それを3等分したくなかったんだ。でも、それは別の話だけどね」
ロビー・ウィリアムスには断られたものの、クイーンは2004年にバッド・カンパニーのポール・ロジャースをシンガーに迎えており、ワールド・ツアーの後、このコラボレーションは2009年に終りを迎えている。
2011年からは「アメリカン・アイドル」で知られるアダム・ランバートがシンガーを務めており、ロビー・ウィリアムスは彼の「途轍もない」声に賛辞を寄せている。
「アダム・ランバートについては、彼があんなに素敵な人物じゃなかったとしても彼の純粋な才能には圧倒されるよ。彼の声は間違いなく途轍もないからね」と彼は語っている。
「そして、彼は途轍もないパフォーマーで、そのうえ素敵な人物だからね。その才能に圧倒されるような人に会うのは嬉しいんだ。彼はすごい才能だろ。そういう人はいい人だしね」
「すごい才能を持つ人が最低だった時よりいいだろ。『今じゃあなたのやったことはすべて嫌いです』ってなるわけだからさ」
一方、クイーン+アダム・ランバートは現地時間2月16日にシドニーで行われたオーストラリアの大規模な森林火災のためのチャリティ・コンサート「ファイアー・ファイト・オーストラリア」で1985年のライヴ・エイドと同じセットリストを披露している。
ブライアン・メイはインスタグラムでこの日の写真を投稿しており、次のようにキャプションに添えている。「今晩は『ファイアー・ファイト・オーストラリア』だった。素晴らしかったよ。ライヴ・エイド以来、こんな風に感じたことはなかったと思う」
広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!
Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.