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フー・ファイターズの元メンバーであるフランツ・ストールが約15年近く前のバンド脱退について嘆いているという。

フランツ・ストールはフロントマンのデイヴ・グロールと彼らが以前所属していたバンド、スクリームのメンバーと長年の友人だった。バンドに所属した2年後の1999年に、電話会議でバンドをクビになったという。

ギタリストであるフランツ・ストールはこの件について近日発売されるフー・ファイターズの伝記「ラーニング・トゥ・フライ」で語っている。フランツ・ストールは著者のミック・ウォールに対し、事件から「20年も経つ」にもかかわらず「まだ全然ふっきれていない」と語っているという。

また、2011年のドキュメンタリー『バック・アンド・フォース』ではフー・ファイターズのメンバーとして過ごした2年間は「人生で最高の日々だった」と語っている。

フランツ・ストールが解雇されたのはサード・アルバム『ゼア・イズ・ナッシング・レフト・トゥ・ルーズ』の前で、当時デイヴ・グロールは『ケラング!』誌の取材に対し、「ただ、3人は同じ方向に向かっているのに、フランツだけが違う、という感じだったんだ」と語っている。

新刊「ラーニング・トゥ・フライ」は、オリオン・プレスから発売される。

フー・ファイターズは先日のライヴ・ショウでシンガー・ソングライターのベン・クウェラーと共に5曲の新曲をレコーディングしたことを、最近のライヴで明かしている。

フロントマンであるデイヴ・グロールは、オースティン・シティ・リミットの2週目のヘッドライナーのステージで、この事実を認 めている。「昨日の夜、何をしてたか、分かるかい? テキサス州オースティンというこの美しい街で5曲の新曲をレコーディングしたんだ」と10月9日に行 われたライヴでデイヴ・グロールは観客に向かって語りかけている。

彼はまたこのレコーディングにシンガー・ソングライターのベン・クウェラーが参加しているとも述べ、ベン・クウェラーはこの日のライヴで“Big Me”のデュエットにも迎えられている。

デイヴ・グロールは更にこう語っている。「本当に偶然でさ、16年間会えていなかった昔の友人に出くわしたんだ。それでヴォーカルをレコーディング したんだよ。ダチが部屋に入ってきて、俺は『よう!』という感じで、そしたら俺の歌ったものに最高に美しいハーモニーを加えてくれたんだ。俺としては『今 すぐヴォーカル・ブースに来いよ』って感じだったんだけど、それから『もしお望みであれば、今夜のライヴに行って一緒に歌ってもいいよ』って言ってくれたんだ」

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