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R.E.M.のマイケル・スタイプはパティ・スミスのコンサートでうるさく喋っていたドナルド・トランプを叱りつけた逸話について語っている。

マイケル・スタイプは「ザ・レイト・ショウ・ウィズ・スティーヴン・コルベア」での新たなインタヴューで、90年代後半にパティ・スミスのチャリティ・コンサートでドナルド・トランプの隣になり、ドナルド・トランプの振る舞いに次第にイライラすることになったと語っている。

「遅くに着いたから、スタンディングの部屋しか空いてなくてね」とマイケル・スタイプは振り返っている。「VIPの予備ブースに僕らは連れていかれたんだ。そうしたら、ビジネスマンの大きなうるさい人が入ってきて、彼は僕らの隣に座ったんだ。彼は交際相手と喋っていて、パフォーマンスの間も喋り続けているんだよ。すごくやかましくて、正直うるさかったんだよね」

マイケル・スタイプは最終的にドナルド・トランプに文句を言ったという。「彼に言ったんだ。『すみません。彼女は僕の友人なんだ。喋るのをやめてもらわないと。何をしているんだよ、黙ってくれ』ってね」その事業でそれまでは知られていた現在の大統領は最終的に「席を立って、離れていった」という。

マイケル・スタイプが語る映像はこちらから。

インタヴューの中で司会のスティーヴン・コルベアはバンドの反対を押し切って集会でR.E.M.の曲をかけていることについても尋ねている。「丁重にそうしないようにリクエストするしか僕らにできることは何もないんだけどさ」とマイケル・スタイプは説明している。

スティーヴン・コルベアがより強制的なアプローチを取らないのかと訊かれると、マイケル・スタイプはミシェル・オバマの発言を引用している。「僕らは気高くいきたいからね。相手が低俗になるなら、僕らは気高くいくんだ」

先月、マイケル・スタイプはセカンド・ソロ・シングル“Drive To The Ocean”の音源が公開されている。

“Drive To The Ocean”はマイケル・スタイプの60歳の誕生日である2020年1月4日にオフィシャル・サイトで公開されている。1年目の楽曲の収益は気候変動の問題に取り組むためにアーティストやミュージシャン、活動家の連帯を呼びかけるチャリティ「パスウェイ・トゥ・パリ」に寄付される。

この団体はパリ協定の実現に取り組む団体で、レベッカ・フーンとパティ・スミスの娘であるジェシー・パリス・スミスによって設立されている。

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