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メガデスは現地時間1月28日に行われたパリ公演のステージでフロントマンのデイヴ・ムステインの娘であるエレクトラ・ムステインと共演している。

現在21歳のエレクトラ・ムステインはパリのル・ゼニスで行われた公演のステージに参加して、バンドの名曲である“À Tout Le Monde”のデュエットを披露している。

エレクトラ・ムステインが同曲をパフォーマンスしたのはこれが初めてではなく、彼女は当時15歳だった2013年にシンガーのジェイソン・カートソンとの共演で同曲を何度か披露している。また、2016年にはメガデスの“I Thought I Knew It All”のカヴァーもレコーディングしている。

「ブラバーマウス」によれば、エレクトラ・ムステインは2016年に次のように語っている。「ステージに立つと、病みつきになってしまうの。振り払うことのできないハイな気分を得られるのよ」

「音楽は私の中に流れているものだけど、私はそれを異なる形で解釈しているの」とエレクトラ・ムステインは父親であるデイヴ・ムステインとの音楽的な嗜好の違いについて語っている。

観客が撮影したエレクトラ・ムステインとメガデスの共演の模様はこちらから。

先日、メガデスはデイヴ・ムステインの咽頭ガン発覚後初となる公演を行っている。

現地時間1月20日にメガデスはファイヴ・フィンガー・デス・パンチのサポート・アクトとしてフィンランドのヘルシンキで公演を行っており、“Hangar 18”や“Peace Sells”、“Symphony Of Destruction”を含む全11曲を演奏している。

この日の公演はメガデスにとっておよそ15ヶ月ぶりの公演となっており、メガデスは現在、本日1月30日にカーディフのモーターポイント・アリーナで行われれるUK公演を含むヨーロッパ・ツアーを行っている。

2019年7月に咽頭ガンを公表したデイヴ・ムステインは、同年10月に治療を終えたことが明らかになっていた。

メガデスは2016年発表の『ディストピア』に続くニュー・アルバムのレコーディングを行っていたものの、デイヴ・ムステインが治療に専念するためにレコーディングを一時中断したことを明かしている。

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