ワン・ダイレクションのルイ・トムリンソンは最新シングル“Walls”についてオアシスの3曲の要素が入っているとして、ノエル・ギャラガーをクレジットに加えたことを明かしている。
ルイ・トムリンソンはオアシスの“Stop Crying Your Heart Out”、“Cast No Shadow”、“Acquiesce”の3曲の要素を楽曲に取り入れる上で、著作権を侵害してしまわないように事前にノエル・ギャラガーに連絡を取ったと語っている。
“Walls”はとりわけコーラスのパートで“Acquiesce”との強い類似性を感じられる楽曲となっている。
“Walls”のミュージック・ビデオはこちらから。
ルイ・トムリンソンはかつて自身のことを「おべっかつかい」と揶揄したノエル・ギャラガーが彼をクレジットに入れることを許可してくれたことに「驚いた」ことを認めている。ノエル・ギャラガーは“Walls”に「作詞家/作曲家」としてクレジットされており、同曲のロイヤリティの一部が彼にも入ることを意味している。
I was surprised when he approved it. Massive respect
— Louis Tomlinson (@Louis_Tomlinson) January 16, 2020
ルイ・トムリンソンは“Walls”も収録されているデビュー・アルバム『ウォールズ』を1月31日にリリースすることが決定している。
ルイ・トムリンソンはこれまでにも何度かオアシスに賛辞を寄せており、以前にはオアシスのようなバンドがもっと必要だと語っている。
ルイ・トムリンソンは2017年に次のようにツイートしている。「申し訳ないけど、音楽におけるアティテュードというものは一体どこへ言ってしまったの? そろそろ音楽業界においてトラブルの原因を抱える頃だよね」
それから彼はファンに対して「オアシスの過去のインタヴューをいくつか見るべき。それが僕の言ってることなんだ」とし、こう続けている。「オアシスは最高だし、黄金期の彼らみたいに何も知ったこっちゃないというバンドがもっと必要なんだよ」
一方、ノエル・ギャラガーは先日、長期にわたってツアーから離れる考えがあることを明かしている。
ノエル・ギャラガーは家族とより多くの時間を過ごすために、現行のツアーを終えた後でライヴからは離れたいと思っていると語っている。
ノエル・ギャラガーはマット・モーガンのポッドキャスト「ファニー・ハウ?」に出演して次のように語っている。「実際のところ、切り上げる準備はできているんだ。しばらくの間ツアーを止めようと思っているんだよ。かなりの期間をオフに充てるつもりなんだ」
「そんなに音源を作るのではなく、5~6年の間隔でツアーをしていくっていう自分というのは見えるよね。2〜3年ごとにやるんじゃなくてね」
「俺ももう52歳で、次のツアーが終わる頃には58歳になってしまうわけでさ。ほぼ60歳だからね。身体がどうなっているかは分からないからね。『子供たちから離れる気になるか?』って思うわけでさ」
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