グリーン・デイは来たる新作よりゲイリー・ グリッターによって書かれたジョーン・ジェットの楽曲をサンプリングした新曲“Oh Yeah!”のミュージック・ビデオを公開して、同曲のロイヤリティをすべてチャリティに寄付することを発表している。
グリーン・デイは“Oh Yeah!”のコーラスで、1973年に初めてゲイリー・ グリッターによって演奏された“Do You Wanna Touch Me”のジョーン・ジェットによるカヴァー・バージョンをサンプリングしている。
グリーン・デイはツイッターへの投稿で、同曲の収益をすべて共に性的虐待の被害者を支援する活動を行っているチャリティ団体である「インターナショナル・ジャスティス・ミッション(IJM)」と「RAINN」に寄付することを発表している。
“Oh Yeah!”のミュージック・ビデオはこちらから。
「そう、ジョーン・ジェットがサンプリングされているんだ」とグリーン・デイはツイートして、ゲイリー・ グリッターが児童への性的虐待で有罪判決を受けたことに言及しながら次のように続けている。「この曲を書いたソングライターの1人がクソ野郎だから、俺たちは“Oh Yeah!”のロイヤリティを『IJM』と『RAINN』に寄付することにしたんだ」
本名をポール・ガッドというゲイリー・ グリッターは2015年2月、1970年代から80年代にかけて行っていた性的虐待で有罪判決を受けて16年の禁固刑が言い渡されている。ポール・ガッドは性的虐待未遂と当時13歳未満だった少女を含む四件の強制わいせつ罪が確定している。
And yes that’s a @joanjett sample you’re hearing. Since one of the writers on that song is a total asshole, we decided to donate our royalties from Oh Yeah! to @IJM and @RAINN
— Green Day (@GreenDay) January 16, 2020
ゲイリー・ グリッターは児童ポルノを所持していた罪で1999年にも数ヶ月間の禁固刑を言い渡されている。ゲイリー・ グリッターはその後、釈放された後でベトナムに移住して、児童への性的虐待でベトナムでも有罪判決を受けている。
“Oh Yeah!”は2月7日にリリースされるグリーン・デイの来たるニュー・アルバム『ファザー・オブ・オール…』からの新曲となっている。
グリーン・デイは今年、フォール・アウト・ボーイ、ウィーザーと共に大規模なジョイント・ツアー「ヘラ・メガ・ツアー」を行うことも決定している。
「ヘラ・メガ・ツアー」は6月のヨーロッパ公演からスタートして、同月にはUKとアイルランドでも公演が行われる。彼らはその後、6月から7月にかけて北米ツアーを行うことが決定している。
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