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テイラー・スウィフトは自身のマスター音源をめぐってスクーター・ブラウンと対立関係になったことを受けて自身のレーベルを始めることについて考えたと明かしている。

テイラー・スウィフトはスクーター・ブラウンが彼女の元所属レーベルであるビッグ・マシーンを過去のカタログ音源と共に買収したことを受けて、先日より厳しく批判していた。

テイラー・スウィフトは自身の過去の音源をめぐる権利を購入するのを断られた件について米『ビルボード』誌に次のように語っている。「もう、そのためだったら、すごい金額を払っていたわ。それを手に入れるのなら、オプション契約だってあるわけだけど、それも提示されなかった。来年、自分の曲を再レコーディングするのは私の音楽に生き続けてほしいからなの。映画にも使いたいし、コマーシャルにも使ってほしいけど、そうしたいのは私がその権利を所有している時だけよね」

「自由を取り戻して、自分のものを取り返す感じよね。曲を作った時はそれらがどんなふうに成長するからなんて分かっていなかった。だから、立ち返って、みんなにとって曲がどんな意味を持つのか知ることは、ファンのみんなが曲にもたらしてくれたものを祝福する素晴らしい方法になると思う」

テイラー・スウィフトは続けてスクーター・ブラウンとの確執を受けて自身のレーベルを始めることを考えたことにも言及している。

「時折、そうしたらって考えるんだけど、もしやるとなったら全力を注ぐ必要があるわけよね」と彼女は語っている。「他の人のキャリアが自分の手の中にある、そのことの重要さがすごく分かるし、もし、その人物が寛大でなかったとしたら、どう思うかも分かっているから」

先月、テイラー・スウィフトはアメリカン・ミュージック・アウォーズの授賞式で予定されていたパフォーマンスが自身のカタログ音源を購入したスクーター・ブラウンとスコット・ボーチェッタに阻止されたと主張していた。その後、スクーター・ブラウンとスコット・ボーチェッタはそれを否定する声明を発表している。

また、テイラー・スウィフトは今月クリスマス・ソングとなる“Christmas Tree Farm”をリリースしており、2019年度の最も収入の多いミュージシャンだったことも明らかになっている。

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