
Photo: Danny Clinch
パール・ジャムのベーシストであるジェフ・アメンはバンド初期の写真を250枚以上収録した写真集『シンス・フォーエヴァー』を刊行することを発表している。
約23cm×30cmのハードカヴァー仕様となる本書には1990年代にパール・ジャムが躍進を遂げる中で彼らを取り巻いていた人々、場所、そして数々の瞬間を捉えたジェフ・アメン自身によるモノクロ写真がまとめられた一冊となっている。
兄弟で、デザイナーのバリー・アメンが手掛けた写真集はミュージシャンとしてのジェフ・アメン自身の個人的な回想や考察も綴られている。掲載される写真の多くは1990年から1998年の間に撮影されたもので、そのうちの9割はこれまで未公開だったという。
「もし目標があったとすれば、それは主に劣化しつつあった30年前のネガを救い出すことでした」とジェフ・アメンは述べている。「本にしようというのはバリーのアイデアでした」
「うちの家族は昔から何かプロジェクトや仕事を立ち上げることで集まることがよくありました。ある意味で、この本をまとめる作業はバリーと自分にとっての仕事でありつつ、一緒に過ごすための口実でもあったんです」
バックステージやレコーディング・スタジオ、ツアー中の移動風景などで撮影された写真が掲載される本書はバンドのブレイクを当事者として、また観察者として見つめてきたジェフ・アメンの視点が反映されているという。
ジェフ・アメンはパール・ジャムを結成する前からグリーン・リヴァーやマザー・ラヴ・ボーンといったバンドでギタリストのストーン・ゴッサードと共に活動しており、シアトルのオルタナティヴ・ミュージック・シーンにおいて重要な役割を果たしてきた。
1990年にマザー・ラヴ・ボーンのフロントマンであるアンドリュー・ウッドが急逝した後、ジェフ・アメンとストーン・ゴッサードはマイク・マクレディと活動を共にして、さらにエディ・ヴェダーを迎え入れて、後にパール・ジャムとなるバンドを結成している。
1991年にリリースされたデビュー・アルバム『テン』はグランジ・ムーヴメントを象徴する名盤となり、その後も『Vs.』、『ヴァイタロジー<生命学>』、『ノー・コード』、『イールド』といった作品を発表している。
『シンス・フォーエヴァー』はパール・ジャムの公式サイトで予約が受け付けられており、9月25日には一部の独立系書店でも発売される。ジェフ・アメンとバリー・アメンが参加する関連イベントについても今後数週間のうちに発表される予定となっている。
音楽活動に加え、ジェフ・アメンは長年にわたりヴィジュアル・アーティストやデザイナーとしても活動しており、グラミー賞の最優秀レコーディング・パッケージ賞を2度受賞している。
一方、パール・ジャムのフロントマンであるエディ・ヴェダーは非営利団体「ギターズ・オンリー・ガンズ」の若者たちと共作したオリジナル楽曲“Better Believe”がリリースされている。
Copyright © 2026 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.



