コールドプレイは新曲“Daddy”のアードマン・アニメーションズとのコラボレーションとなるミュージック・ビデオの一部が公開されている。
アードマン・アニメーションズは「ウォレスとグルミット」シリーズや映画『チキンラン』などの制作で知られるスタジオで、今回、実写の人形やデジタルで描いたセット、2Dのアニメーションを用いて父親との記憶に思いを馳せる少女の世界観を作り上げている。
アードマン・アニメーションズのエイサ・ルキャンダーが手掛けた全編5分のこのミュージック・ビデオは、海で迷子になった少女が1人、ボートで見知らぬ場所を進んで行くというものになっているという。
公開された映像はこちらから。
Here’s a snippet of the beautiful visual for Daddy, the 5th song on our new album Everyday Life (out in 9 days, pre-order at https://t.co/x6SOofcfN1). The animation was directed by the incredible @asalucander and produced by @aardman. PH pic.twitter.com/F1reHQeleY
— Coldplay?☀️ (@coldplay) November 13, 2019
「コールドプレイのためにビデオを手掛けられたことはこの上ない名誉です」とエイサ・ルキャンダーは述べている。「初めてこの曲を聴いた時、私の深い部分に訴えかけてくるものを感じました。聴いてすぐに物語が思い浮かび、心の中の目でイメージが形作られていきました。このようなことが起きた時に感じるのは、自分が本当に特別なものに参加しているのだということです! 私は感情に訴えるような物語が好きで、これこそまさに自分が伝えたかったものだとすぐに分かりました」
「“Daddy”は典型的なシングルではありませんが、私たちはずっと、楽曲がまるで物語を持っているかのように感じられるようなビデオを作りたいと思ってきました。エイサと彼女のチームは素晴らしい仕事をして、この物語に命を吹き込んでくれたのです」とコールドプレイのクリエイティヴ・ディレクターを務めるフィル・ハーヴェイは述べている。
“Daddy”は11月22日にリリースされる通算8作目となるコールドプレイのニュー・アルバム『エヴリデイ・ライフ』に収録される5曲目のシングルとなっている。“Daddy”のミュージック・ビデオは同日にアルバムのリリースから間もなくして公開される予定となっている。
コールドプレイは先月、実験的な二部構成の新作についての詳細を発表しており、“Orphans”と“Arabesque”といった楽曲を公開している。
一方、フロントマンのクリス・マーティンは現地時間11月13日、バンドが50周年となる来年のグラストンベリー・フェスティバルに出演しないことを明らかにしている。
彼は次のように語っている。「グラストンベリーの50周年には出演しないよ。と言っても、あそこに行くのは大好きだから会場には行くと思うからね。僕らのホームのような場所なんだ……けど、出演はしないよ」
先日、バンドはニュー・アルバム『エヴリデイ・ライフ』のリリースに合わせてヨルダンで2公演を行うことを発表している。このライヴはアルバムを全編演奏するもので、YouTubeで生中継されることが決定している。
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