ABBAのビヨルン・ウルヴァースは気候変動への対策を訴える環境保護活動家のグレタ・トゥーンベリについて「巨大な力」を持っていると新たな映像で賛辞を寄せている。
ビヨルン・ウルヴァースはオーストラリアのニュース番組「SBSニュース」に動画メッセージを寄せ、その中でグレタ・トゥーンベリについて「ポピュリストにとっては悪夢」だろうと語っている。
「彼女は一部の人たち、主に男性だけど、そうした人々を狂乱させているわけでね。彼らの怒りがどこから生まれているのか、僕には理解できないよ」とビヨルン・ウルヴァースは続けている。
Bjorn from ABBA has hit back at the @GretaThunberg haters and the patriarchy pic.twitter.com/iNg3mK8mGa
— SBS News (@SBSNews) October 7, 2019
「どうして子供の見た目を批判するような見苦しい真似ができるのかね? それも、幼い少女のさ。当然、反論できないことがその理由なんだけどね」
彼は次のように続けている。「たとえグレタの発言や行動に全面的に納得がいかなかったとしても、彼女の勇気だったりその視点は称賛すべきだと思うよ。こんなにも短期間のうちにゼロから世界規模の運動を生み出すという、歴史的な偉業を成し遂げたわけだからね」
ビヨルン・ウルヴァースは今年4月、ABBAとしての新曲が今秋に公開される予定であることを明かしているほか、ABBAは今年行われるというデジタルのホログラム・ツアーの日程が発表されることも期待されている。
しかし、実際のバンドとしてABBAをライヴで観られる可能性は極めて低いようで、ビヨルン・ウルヴァースは先週、ABBAとしてグラストンベリー・フェスティバルに出演する可能性はないとして、少なくとも世界で最も有名なフェスティバルで彼らを観られる可能性が否定されている。
グレタ・トゥーンベリは先月、ニューヨークで開かれた国連の温暖化対策サミットで力強いスピーチを行っている。9月20日には気候変動の危機を訴えるために世界各国でストライキが実施されているほか、グレタ・トゥーンベリはザ・1975の来たるニュー・アルバム『ノーツ・オン・ア・コンディショナル・フォーム(原題)』の冒頭に収録される“The 1975”でスポークン・ワードを披露している。
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