ボブ・マーリーが『エクソダス』のレコーディング中に住んでいたロンドンの家に、英国の歴史的建造物を保護するイングリッシュ・ヘリテッジによって「ブルー・プラーク」が設置されている。
ボブ・マーリーは、1977年にロンドン西部のチェルシーにある42オークリー・ストリートでザ・ウェイラーズ・バンドとともに住んでおり、“Jamming”、“Three Little Birds”、“One Love”などのヒット曲を収録したアルバムを完成させている。
現地時間10月1日にブルー・プラークの設置を発表したイギリスのラスタファリアンで詩人のベンジャミン・ゼファニアはBBCに次のように語っている。「ボブ・マーリーがこのプラークについてなんて言ったか、それを言うのは非常に難しいけれども、彼はかつてこう言っている。『自分のために生きれば、無駄に生きることになるだろう、他の人のために生きれば、自分も生きることができるだろう』」
ブルー・プラークの設置は、エスニック・マイノリティの認知を名誉を持ってより広めるための活動の一環としてイギリスの黒人歴史月間の始まりと同時に発表されている。これまでもブルー・プラークはジョン・レノン、フレディ・マーキュリー、モーツァルトが使用した家に設置されている。
ボブ・マーリーは当時の住所が登録されておらず、1977年に大麻所持によって逮捕中に自宅の捜索を防ぐため警察官に別の住所を話したために認定が保留されていた。
しかしながら、イングリッシュ・ヘリテッジは、この家がバンドとボブ・マーリーの拠点であることを近年の報告書から確認したという。
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