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フィオナ・アップルはリル・ナズ・Xからのニュー・アルバムに参加してほしいとの呼びかけに対して「ぜひやりたい」と応じている。

先日、2020年に新作をリリースする計画があることを明かしていたフィオナ・アップルは現地時間9月30日に投稿した動画の中で、リル・ナズ・Xから現地時間9月29日にツイッターで呼びかけられていた共演の持ちかけに応じると語っている。

フィオナ・アップルは先日、リル・ナズ・Xが自身の楽曲を許可なくサンプリングしているとして、彼に対してユニークなメッセージを送っていた。フィオナ・アップルはリル・ナズ・Xについて、2018年にリリースしたミックステープ『ナサラティ』に収録された“Kim Jong”で自身の2012年の楽曲“Every Single Night”を無許可でサンプリングしているとして、彼に対して次のようにメッセージを送っている。

「あなたは“Kim Jong Un(金正恩)”という曲で、この曲(“Every Single Night”)をサンプリングしたの。ねえ坊や、私のお金はどこにあるの? 私のお金はどこ?」とフィオナ・アップルはファンサイトに投稿した動画の中でリル・ナズ・Xに語りかけている。

その後、リル・ナズ・Xはフィオナ・アップルのインスタグラムにも投稿されたメッセージ動画への返答として次のようにツイートしている。「僕とフィオナ・アップルは、次の僕のアルバムで一緒に何かやるべきだよ」

「これは一連の物語を終わらせる素晴らしい方法だと思うわ」とフィオナ・アップルは今回新たに投稿した動画の中で語っている。「ぜひやりたいわ」

フィオナ・アップルは次のように続けている。「そうそう、ソーシャル・メディアでこれ以上言及するつもりはないわ。あなたには個人的に連絡することにする。またね」


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先日、フィオナ・アップルは8年ぶりとなるニュー・アルバムをリリースする計画があることを明かしている。フィオナ・アップルは1996年にデビュー・アルバム『タイダル』をリリースして以来、これまでに同作を含めて4枚のアルバムをリリースしており、現時点での最新作は2012年の『アイドラー・ホイール』となっている。

今回、フィオナ・アップルは「ヴァルチャー」との貴重なインタヴューの中で、来たる新作について「100万年前」に完成しているはずだったと語っている。

「えっと、分からないわ! 答えるのが難しいの」とフィオナ・アップルはニュー・アルバムが完成する時期についての質問に答えている。「100万年前には終わるものだと思っていたわ。思い立って、何かを作るのにはとても時間がかかってしまうの。願わくば、2020年の初めには出したいと思っているわ」

一方、リル・ナズ・Xは先日、デビューEP『7』や大ヒット曲“Old Town Road”のための目まぐるしいプロモーション活動を経て、一時的に音楽活動を休止することを発表している。

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