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ガンズ・アンド・ローゼズのギタリストであるスラッシュはバンドとしてフル・アルバムをリリースする可能性に言及している。

スラッシュは衛星ラジオ局「シリウスXM」の「トランク・ネイション」に出演して、ガンズ・アンド・ローゼズとしての今後の予定について語っている。

スラッシュはバンドとしての直近の予定について次のように明かしている。「今月末から11月にかけて、アメリカでの一連の公演やメキシコでの数公演が控えていて、ガンズ・アンド・ローゼズとしての今のところの予定はそれでおしまいだよ。ツアーに関して言えば、来年の3月にも何かしらをやる予定になっている気がする」

「言うまでもなく、俺たちが新曲に取り組んでいることは誰もが知っているわけでさ。すごく楽しみだよ。俺たちが主に焦点を置いているのはそこだね」

スラッシュは次のように続けている。「最終的には、みんなフル・アルバムを出したいと思っていると思う。その部分はあまり変わっていないと思うんだ。ただ、そもそも何かをリリースする時の手法が昔とは異なるようなものになっているような気がしていてね……ようするに、シングルというものは昔からあったけど、(アルバムに)先駆けてリリースされるような曲に対する見方が変わってしまったと思うんだ。あらゆることを考えると、今は(開拓時代の)西部のような状況なんだと思う。何事に対しても、方程式というものが存在しないんだ」

「これなら機能するという特定のルーティンはないんじゃないかな。要は、アルバムをリリースするための方法なんて数多とあるわけでね。いずれにせよ、俺たちも最終的にはフル・アルバムをリリースすることになると思うよ」

スラッシュは今年6月、バンドが既にニュー・アルバムに収録するのに足りるほどの楽曲を書き上げているという噂に言及して、アルバムに取り組むという作業は「まだ始まったばかり」だと語っている。

「誰もが(記事を)読めるような状況になっている頃には、俺の発言が誇張されたものに変化してしまうわけでね」とスラッシュは語っている。「アクセルがしばらく取り組んでいるマテリアルがあるということなんだ。それらをすべて集めたら、アルバムにするには十分な量になるかもしれないけどさ」

「ガンズ・アンド・ローゼズとしてスタジオに入って、俺やダフ(・マッケイガン)とかと一緒になってアルバムに取り組むという作業は、まだ始まったばかりなんだ」とスラッシュは続けている。「だから、言うのは難しいんだけどね」

一方、ガンズ・アンド・ローゼズのベーシストであるダフ・マッケイガンも今年2月に再結成したクラシック・ラインナップで新たなアルバムを制作することを認めており、次のように語っている。「何かをやる直近のスケジュールがあるわけではないんだ。アクセルが取り組んでいた素晴らしいものは聴いたよ。彼がやっているのはクールなものでね。だから、もちろん、その可能性については楽しみにしているよ」

ガンズ・アンド・ローゼズの最新作は2008年発表の『チャイニーズ・デモクラシー』となっている。

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