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トゥールはカタログ作品がストリーミングで公開されたことを受けて1996年発表の『アニマ』が最新の全米アルバム・チャートで10位にランクインしている。

長年、自身の作品をデジタルで配信してこなかったことで知られるトゥールだが、13年ぶりとなるニュー・アルバムのリリースを前にストリーミングを含むデジタルでカタログ作品を8月2日より配信している。

これを受けて8月17日付の全米アルバム・チャートでは初登場1位を獲得したドレイクの新作『ケア・パッケージ』を初め、エド・シーランの『No.6 コラボレーションズ・プロジェクト』、ビリー・アイリッシュのデビュー・アルバム『ホエン・ウィ・オール・フォール・アスリープ、ホエア・ドゥ・ウィ・ゴー?』にまじって、『アニマ』が10位にランクインしている。この週の『アニマ』の合算セールスは33000枚だったという。

また、トゥールは8月7日にリリースした新作のタイトル・トラック“Fear Inoculum”が全米シングル・チャートのトップ100に入った最も長い曲となっている。10分21秒の長さがある“Fear Inoculum”は最新の全米シングル・チャートで97位にランクインしており、トップ100に入った最長の楽曲となっている。これまでの記録はデヴィッド・ボウイの“Blackstar”の9分57秒だった。

トゥールは通算5作目となる『フィア・イノキュラム』が8月30日にリリースされることが決定している。アルバムには5月にライヴで初披露された“Invincible”と“Descending”が収録されるものと見られている。

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