トゥールは来たる通算5作目となるニュー・アルバム『フィア・イノキュラム』よりバンドにとって13年ぶりの新曲となるタイトル・トラック“Fear Inoculum”が公開されている。
トゥールは先日、新作のアートワークを公開して、新曲“Fear Inoculum”が現地時間8月7日にリリースされることを発表していた。今回、バンドは10分強におよぶ“Fear Inoculum”の音源がオンラインで公開されている。
FEAR INOCULUM. Title Track and Album Pre-Order Wednesday August 7th. Links will be posted tomorrow, Tuesday, August 6th on our Band URL and Social Accts. #tool2019 pic.twitter.com/mZMCwqL0pl
— TOOL effing TOOL (@Tool) August 5, 2019
弦楽器のサウンドやコンガのビートから幕を開ける“Fear Inoculum”は、中盤に巨大なギターのリフを挟みながら、聴く者を壮大な冒険に連れ出すような楽曲になっている。
“Fear Inoculum”の音源はこちらから。
トゥールのギタリストであるアダム・ジョーンズは先日、ニュー・アルバムについて「7」という数字がコンセプトになっているとして、新作には7曲が収録されていることを明かしている。
「レコーディング中に7の数字を指差している写真を撮ってね。俺やジャスティン(・チャンセラー/ベーシスト)が書いたリフの多くは7分にわたるものなんだ」とアダム・ジョーンズは『ギター・ワールド』誌に語っている。「厳密には『7分のリフを書くぞ!』って思いながらやっているわけではないんだけどね。コンセプトに必ずしも忠実にやったわけではなくて、要するに、7拍子のリズムで7分のリフが続くという感じなんだ。かなり奇妙だったよ!」
アダム・ジョーンズは次のように続けている。「それから、メイナード(・ジェームス・キーナン)が7という数字に基づいたコンセプトの全容を教えてくれたんだけどさ。全員が『嘘だろ! めちゃくちゃ変わってるな!』って思ったんだ。(アルバムのアートワークを手掛ける)アレックス・グレイも同じようなことを言っていてね。彼のほうはミュージック・ビデオを使いながらコンセプトを明らかにしようとしているんだ」
一方、トゥールは過去のバック・カタログがストリーミング・サービスに配信されたことを受けて『ラテラルス』がiTunesのアルバム・チャートでトップに立っている。
トゥールは通算5作目となる『フィア・イノキュラム』が8月30日にリリースされることが決定している。アルバムには5月にライヴで初披露された“Invincible”と“Descending”が収録されるものと見られている。
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