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アメリカ合衆国の前大統領夫人であるミシェル・オバマはビヨンセの映像作品『HOMECOMING ビヨンセ・ライブ作品』に賛辞を送っている。

ビヨンセは4月17日よりネットフリックスでオリジナル作品『HOMECOMING ビヨンセ・ライブ作品』が配信されている。ドキュメンタリーは歴史的となったコーチェラ・フェスティバルのパフォーマンスに向けて準備をするビヨンセの映像をメインに、夫ジェイ・Zや子供たちのブルー・アイヴィー、ルミ、サーとの家庭生活を間近で見ることができる作品となっている。ビヨンセは2017年の6月にルミとサーの双子を出産したのち、黒人女性として初のヘッドライナーを務めた2018年のコーチェラ・フェスティバルでライヴへの復帰を果たしている。

今回、ミシェル・オバマは現地時間4月18日にソーシャル・メディアにビヨンセへのメッセージ動画を投稿して、現在37歳の彼女に称賛の言葉を送っている。

「こんにちは、クイーン。またやってくれたわね。あなたはコンスタントに私たちの基準を塗り替えてくれる。それも、完璧によ」とミシェル・オバマは始めている。

「驚いたと言いたいところだけど、私はあなたのことを知っているわ。個人的にも、近くで目撃したことだしね。あなたのことを誇りに思う。愛してるわ」

「あなたのネットフリックスの作品『HOMECOMING』で気に入っているのは、私たちのために道を切り拓いてきた黒人指導者や思想家、詩人たちの影響を取り入れたものになっているということよ」と彼女は続けている。

「素晴らしいのは、祝福でもありながら、行動を促すものにもなっているということ。あなたがこの映画を、次世代の人たちにインスピレーションを与えるために作っていることを嬉しく思うわ。数年後に世界を動かすことになる、これからの歴史を作ったり記録を打ち破っていくような人たちに向けてのね」

「愛する友人であるあなたに伝えたいのは、『真実を伝え続けて』ということ。あなたには他の人にはできない方法でそれをできる力があるのだから」

ミシェル・オバマは投稿のキャプションに次のように綴っている。「本当に誇りに思うわ! クイーンがまたやってくれたの。いつも真実のままに生きてくれてありがとう、ビヨンセ」

ビヨンセは2009年のバラク・オバマの大統領就任式や2013年のオバマ大統領の2期目の就任式に出席してパフォーマンスを披露している。

ミシェル・オバマは現地時間4月17日、米『タイム』誌が選ぶ「最も影響力のある100人」の1人に選ばれており、ビヨンセは同誌になぜミシェル・オバマが特別な存在なのかを綴った短い文章を寄稿している。

このエッセイでビヨンセは公の場で活動する黒人女性としてミシェル・オバマが持っている勇気や誠実さ、思いやりを讃え、7歳の娘ブルー・アイヴィーや1歳10ヶ月の双子ルミとサーにとって素晴らしいお手本になると感謝の思いを綴っている。

「ミシェル・オバマが希望の灯台として輝いている世界に私の娘や息子が生きていることにとても感謝しています。私たちみんなは彼女を道しるべとして、より良い行いをし、より良い存在になりたいと思えるのですから」と彼女は綴っている。

ビヨンセは映像作品『HOMECOMING ビヨンセ・ライブ作品』の配信に伴って新たなライヴ・アルバムもサプライズでリリースされている。

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