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ミューズは現行の『シミュレーション・セオリー』ツアーのステージ演出について自分たちがついに「行き過ぎたところまで来てしまった」と感じていることを明かしている。

大胆なライヴ演出で知られるミューズだが、現行のツアーではLEDを纏ったダンサーやBMXのスタントマン、ブラスバンド、レーザー、巨大なスクリーン、エイリアンの巨大ロボットなどが登場している。

しかしながら、ミューズは現行のツアーで自分たちが想定していたライヴでの限界を越えてしまったように感じているのだという。

「ショウではロボットが登場するシーンがあるんだけど、君も知っているように、かなり恐ろしい感じなんだ」とフロントマンのマシュー・ベラミーは『マイアミ・ニュー・タイムズ』紙に語っている。「ここまでやるようになるとは思っていなかったけど、僕たちはついに行き過ぎたところまで来てしまったと感じているよ」

「いつの日か、ロックのショウにできる限界を見つけたいんだ。今のギター・ミュージックの世界で、そういうことをしている人たちは僕ら以外にいないんじゃないかな。すごくユニークなことをやっていると感じているよ」

ドラマーのドム・ハワードは続けて次のツアーで取り入れる演出について今は分からないと語っている。

「要はそういうことなんだ。維持し続けられるようなものではなくなってきているんだよ」とドム・ハワードは語っている。「今回のツアーについて言えば見せ物という側面が強いけど、そのアンチテーゼとしては、純粋に音楽だけに特化したものということになるのかな。将来的にはそういうものをやると思う。現時点では何も分からないけどね」

「地に足をつけるか、宇宙へ一直線に向かって行くかのどちらかなんだ」

ミューズは先日、UKツアーにレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンやオーディオスレイヴのギタリストであるトム・モレロが参加することを発表している。

トム・モレロが出演するミューズのツアー日程は以下の通り。

June
1 – London, UK London Stadium
5 – Bristol, UK Ashton Gate Stadium
8 – Manchester, UK Etihad Stadium

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