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モトリー・クルーのニッキー・シックスは自伝『ザ・ダート:モトリー・クルー自伝』に記されているレイプの話について謝罪している。

バンドと作家のニール・ストラウスによって執筆された『ザ・ダート:モトリー・クルー自伝』だが、同作ではニッキー・シックスがパーティーで知り合った女性とセックスをする回想が収められている。そこでニッキー・シックスは一度部屋を出て、トミー・リーと部屋に戻ってきたことがあるとしている。

「しばらくセックスをした後、トイレに行かなくちゃと彼女に伝えたんだ。それで、パーティーに行ったら、トミーを見つけたんだよ」というニッキー・シックスの発言が自伝には掲載されている。「『なあ、来いよ』って俺が彼をつかんだんだ。『女の子が部屋にいるんだ。ついてきてくれ。喋るなよ。俺が言ったら、彼女とセックスしてくれ』ってね」

彼は続けて、相手をニッキー・シックスと信じている女性とトミー・リーがセックスするのを後ろに立って眺めていたという。ニッキー・シックスはこの女性が電話をかけてきて、あの夜、私はレイプされたのよと言うまで、この出来事を忘れていたとしている。彼女は家へとヒッチハイクをしている途中で虐待されたと主張しているのに対し、ニッキー・シックスも「度を超えていた」と考えることになったと述べている。

「最初は安心していたんだ。だって、これは自分が彼女をレイプしたわけではないからね」と彼は述べている。「でも、より考えるにつれて、自分がやったことなんだと理解したんだ。クスリをやっていたけど、でも、クスリの影響はなかったからね。それに、もっとひどいことをする可能性もあったわけだからね」

今回、米『ローリング・ストーン』誌に出した声明で次のように述べている。「あの本は人生でも本当にひどい時期だった2000年に書かれたんだ。俺はシラフであることをやめて、ドラッグとアルコールをやって、崩壊する関係にあったんだ。今日まで自分がやったことを後悔している。正直に言うと、ニール(・ストラウス)との多くのインタヴューは思い出せないんだ」

「俺は2001年にリハビリ施設に行ったんだけど、今のようにクリーンでシラフな状態でインタヴューを受けていたらと思っているんだ」

「読んでみても、本の中のあの話を思い出せないんだ。正気じゃなかった以外、なんであの話が掲載されているのか、見当もつかないんだ。すごく脚色されたのか、作り話をしたのかもしれない。俺としてはあの言葉は自分のものとは思えないんだ。申し訳ない」

「あの本にはたくさんのひどい話がある。自分に言えることは俺たちはみんな多くのことを反省しながら生きてきて、そこから学んできたということだ。自分たちや家族、友人、俺たちの周りの罪のない人を傷つけたすべての行為を認めるよ」

ニッキー・シックスは以前にも本の中の話がニール・ストラウスによって脚色された可能性があることを示唆している。ニール・ストラウスはニッキー・シックスの主張に対して契約上、コメントできないとしている。

『ザ・ダート:モトリー・クルー自伝』の映像作品は3月22日にネットフリックスで配信される。この映像作品ではヴィンス・ニールを俳優のダニエル・ウェーバーが演じており、ラッパーのマシン・ガン・ケリーがトミー・リーを、ダグラス・ブースがニッキー・シックスを、「ゲーム・オブ・スローンズ」への出演で知られるイワン・リオンがミック・マーズを演じている。

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