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アダム・ランバートはクイーンの映画『ボヘミアン・ラプソディ』でフレディ・マーキュリー役を演じようと思わなかった理由について語っている。

2011年からクイーンの公演でヴォーカルを務めているアダム・ランバートは今回、映画で自分がフレディ・マーキュリーを演じるのは相応しくなかったと語っている。

アダム・ランバートは「エンタテインメント・トゥナイト」に対し、次のように語っている。「僕はフレディに似ているわけではないからね。フレディのような声もしていない。僕の声は、僕でしかないからね」

同作にカメオ出演もしているアダム・ランバートは続けて、アカデミー賞の主演男優賞を受賞したフレディ・マーキュリー役のラミ・マレックの演技に賛辞を送っている。

「ラミは素晴らしいよね。彼は素晴らしい俳優だよ。僕が知っているところだと、スタッフはフレディや彼のモノマネをしているマーク・マーテルがレコーディングした音源を使ってヴォーカルを再現しているんだ」とアダム・ランバートは語っている。

アダム・ランバートは続けている。「つまり、本当にフレディを再現しようとしていたんだ。そういうわけで、僕ではダメだったんだよ」

ラミ・マレックは現地時間2月24日に行われた第91回アカデミー賞授賞式で主演男優賞を受賞している。ラミ・マレックはゴールデングローブ賞と英国アカデミー賞でもそれぞれ主演男優賞を受賞している。

また、『ボヘミアン・ラプソディ』は今年のアカデミー賞で最多受賞作品となっていて、音響編集賞、録音賞、編集賞も受賞している。作品賞にもノミネートされていたが、作品賞は『グリーンブック』が獲得している。

一方、「ハリウッド・レポーター」は現地時間2月27日に、『ボヘミアン・ラプソディ』が中国で同性愛の描写をカットして公開されると報じられている。

フレディ・マーキュリーの生涯を描いたこの作品では、フレディ・マーキュリーが男性とキスするところも描かれている。映画の公開は同性愛の登場人物を含む作品を禁止してきた中国のこれまでの慣行から驚きをもって迎えられている一方で、現時点では限定公開になる予定だという。

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