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クイーンの現メンバーは現在は表舞台で活動していないジョン・ディーコンについて映画『ボヘミアン・ラプソディ』を観たかは知らないと語っている。

今年のアカデミー賞でラミ・マレックの主演男優賞を含む4部門を受賞しているクイーンの映画『ボヘミアン・ラプソディ』は全世界の興行収入が9億ドル(約1000億円)を突破したことが明らかになっており、音楽伝記映画としては歴代最高の成績を記録している。

現在は音楽業界から引退しているジョン・ディーコンだが、ドラマーのロジャー・テイラーは『モジョ』誌に彼とブライアン・メイはジョン・ディーコンが映画『ボヘミアン・ラプソディ』を観たかどうかについて知らないと明かしている。

ロジャー・テイラーは次のように続けている。「僕らはジョンとは連絡をとってないんだ。彼の子供たちのうちの1人は観たかもしれないなと考えるけどね。でも、分からないよ」

2014年にブライアン・メイはジョン・ディーコンが映画の初期段階の脚本を読んで、映画化の許可を出したものの、制作に関わることはなかったと米『ローリング・ストーン』誌に語っている。

「ジョンは関わりたくないみたいでね」とブライアン・メイは説明している。「彼には自分のスペースがあるし、僕らもそれを尊重している。残念だけどね。僕らとしても彼にはいてほしいと思うからね。でも、彼はもうそういう段階にいないんだ……彼はそういう道を歩みたくはないんだよ」

先日、ブライアン・メイは映画の成功によって大金を手にしたと一部メディアで報じられていることに言及して、次のように反論している。「つい笑ってしまったんだけどさ、というのも、僕らがこの映画で金持ちになったと新聞で報じられていたんだ」とブライアン・メイは語っている。

「彼らが事実を知っていればと思うよ。少し前に会計士を雇ったんだけど、まだ1ポンドも受け取っていないんだ。お金を受け取ってもいないのに、どうしてその映画が成功したと言えるんだい? そういう多くの人たちは、僕らが分け前をもらうに過ぎないということに気がついていないんだ」

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