Tyler Bourns

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ホワイトスネイクのデイヴィッド・カヴァデールはかつての発言とは裏腹に、当分引退する予定はないと語っている。

2016年、ホワイトスネイクのフロントマンであるデイヴィッド・カヴァデールは、ディープ・パープルのリード・シンガー時代の楽曲をセルフ・カヴァーした2015年作『ザ・パープル・アルバム』を携えたツアーの後、キャリアを退くつもりだと語っていた。

しかし、デイヴィッド・カヴァデールは今回ツアーをやめるつもりはないことを明かしている。

「ああ、続けていきたいと思っているよ」とデイヴィッド・カヴァデールは衛星ラジオ局「シリウスXM」の番組「トランク・ネイション」で語っている。「衝動だよね。新しいオリジナル・アルバムが作れたのはホワイトスネイクのファンのおかげだと本当に感じているしさ。本作を作っていく上で自分の考えの一番根本にあったのはそのことでね。自分が67歳ってことは抗えない事実だけど、すごく楽しかったからね」

「みんなが俺に言ってくれたんだ。お世辞を言う必要なんてない中で、みんな去年の夏の俺のパフォーマンスについて凄く讃えてくれたんだよ。自分をできるだけ健康かつ良い状態に保つというのは本当に自分次第のことであってさ。2017年の俺の歳では、身体とか自分の状態について調子を整えるのは大変なことだったけどね。でも、自分はパフォーマンスするのが大好きなんだ。いつか羊飼いみたいに杖で俺をどけてもらわなきゃならないだろうね。もう脇に退いてくれってさ。でも、いいんだ。また力がみなぎって、奮起して、自分の持てるものすべてをぶつけられるようになっているんだ。どのくらい続くかは分からないけどさ」

「衰弱性の関節炎に何年も苦しんできたんだけど、両膝とも人工関節に入れ替えたんだ」と彼は明かしている。「去年は2ヶ月しかツアーに出られなかったんだ。友達のフォリナーとジェイソン・ボーナムとやったんだけど、膝の様子を見なくてはいけなくてね。あの時はワールド・ツアーをやる勇気はなかった。幸い膝は完璧に動いてくれたよ。俺を診てくれた医者のブラッド・ペネンバーグには感謝だね。ちょうど今朝(ホワイトスネイクの元ベーシストである)マルコ・メンドーサに話したんだ。あいつもすぐに何かやるだろうね。あいつにはブラッド・ペネンバーグはとにかく最高だってことをよく言っておいたからさ。スティーヴン・テイラーが勧めてくれた医師なんだ。俺たちはみんなそんな感じの問題を抱えているからね。でも、これからショウにくり出せるのは本当にワクワクすするよ。今年はおかしなくらい忙しい年になる予定なんだ。1ヶ月も全米ツアーをやることになっていて、つい最近ツアーしたばかりのところだから凄く驚いているよ。でもプロモーターはそのアイディアにめちゃくちゃ乗り気なんだ。その後、ヨーロッパを回るよ」

ホワイトスネイクはオリジナル・スタジオ・アルバムとしては2011年の前作『フォーエヴァーモア』以来8年ぶり新作『フレッシュ・アンド・ブラッド』を5月10日にリリースすることが決定している。

第3期ディープ・パープルのクラシックスを再演したアルバム『ザ・パープル・アルバム』を2015年にリリースしているホワイトスネイクだが、このアルバムを除くと新作『フレッシュ・アンド・ブラッド』はダグ・アルドリッチの後任となるジョエル・ホークストラ加入後初、そして、トミー・アルドリッジ復帰後初のオリジナル・スタジオ・アルバムとなる。

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