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ニック・ケイヴは自身のウェブサイト「ザ・レッド・ハンド・ファイルズ」に10歳のファンからのメッセージに対する心温まる返事を公開している。

「ザ・レッド・ハンド・ファイルズ」ではニック・ケイヴへの質問を投稿することができ、そのニック・ケイヴからの返事をファンに共有するサイトとなっている。

最新の投稿でニック・ケイヴはオーストラリアのローンセストンに住んでいる10歳の少年、トレミーからのメッセージに答えている。トレミーは記憶している限りずっとニック・ケイヴのファンであったとして、次のように質問している。「僕の友達にはかっこよくて、興味深く、美しいものを聴いている子がいません。人生の早い段階であなたの音楽があることがどれだけ僕に影響を与えているか?
僕にアドバイスはありますか?」

これに対してニック・ケイヴは、オーストラリアのホバートで行った対談イベントにて、すでにその質問に対して答えたかもしれないとして、次のように続けている。「僕がなんて返答したか、正確には覚えていないけど、そのイベントの後、その質問についてより深く考えるようになったね。そして、もっと良い返答ができたらよかったって感じたことを思えているよ」

続けて、ニック・ケイヴはニック・ケイヴ&ザ・バッド・シーズの音楽をそんなに若いうちから聴いていることについて、「秘密の知恵を持つ」ことだと表現している。そして、ニック・ケイヴ自身も若い頃に秘密の知恵を持っていたと語り、最も年上の兄ティムへの感謝を述べている。彼が「いつもたくさんの、奇妙で誰にも知られていないような音楽を聴いていて」、そこで得た知識をニック・ケイヴに教えてくれていたことを明かしている。

「ヴィクトリアの田舎町に住んでいた時のことを思い出すと、兄が僕に聴かせてくれたような音楽を聴いていた同じ年頃の子なんていなかったよ」と彼は述べている。「僕が言えることは、彼らが本当にクソみたいな音楽を聴いていたことだね。まるで僕は秘密を抱えている気分だった。他の友達は知らない、世界についての特別な知恵をね」

加えて、ニック・ケイヴは次第に「特別なパワー」を持つ人々に出会って、彼が後にバンドを結成することになる最高の友人になったことを語っている。

「君の秘密の知恵は君に驚くべきことをする力を与えてくれる強みだよ。小説を書いたり、絵を描いたり、火星に飛ぶロケットを作ったりする時のね」と述べて、少年の名前に言及している。「戦士の名を持つ、ひらめきに満ちた少年よ! 世界は君を待っているよ。ぶっ飛ばしてやれ、少年よ」

一方、ニック・ケイヴ&ザ・バッド・シーズは、2016年にリリースされた『スケルトン・ツリー』に次ぐ最新作の制作中となっている。メルボルンでのイベントの最中もニック・ケイヴはファンに対して進捗を共有し、「すごく、すごく興奮しているんだ」と語り、まもなく完成することを明かしている。

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