GETTY

Photo: GETTY

R.E.M.はドナルド・トランプ大統領がツイッターで自身の音楽を使用したことに反応を示している。

ドナルド・トランプ大統領はアレクサンドリア・オカシオ=コルテスとバーニー・サンダースといった政治家が一般教書演説に難色を示す映像を投稿し、その動画のバックにはR.E.M.が1993年に発表した“Everybody Hurts”が使われていた。

しかし、このドナルド・トランプ大統領の投稿はその後、削除されている。

バンドは自身の楽曲が使われたことをこころよく思っておらず、ドナルド・トランプ大統領に対するバンドの姿勢を今回明らかにしている。

R.E.M.は次のようにツイートしている。「世界の指導者なんて偽物だ。議会やメディアよ、この嘘つきを相手にするな。愛を」

“World Leader Pretend”という一節はR.E.M.が1988に発表した楽曲と同名で、同曲には「自分は壁を築き、自分は壁を壊す存在になる」という一節が含まれている。

R.E.M.がドナルド・トランプ大統領に反旗を翻すのはこれが初めてではない。2015年にドナルド・トランプ大統領が1987年発表の楽曲“It’s the End of the World As We Know It (And I Feel Fine)”を集会で使用した際にマイケル・スタイプは次のように述べている。

「この哀れで目立ちたがりで強欲な小心野郎どもめ、何をしやがるんだ! 俺たちの曲や俺の声をお前らのバカバカしい選挙キャンペーンで使用するんじゃない」

R.E.M.はジョージア州アセンズで1980年代に結成され、2011年の解散までに15枚のアルバムを発表している。

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ