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トゥールのドラマーであるダニー・ケアリーはバンドの待望の新作が今春にリリースされることを明らかにしている。

フロントマンのメイナード・ジェームス・キーナンは先日、2006年にリリースした『10,000デイズ』に続く新作がミキシングの段階に入ったことを明かしていた。ロサンゼルスを拠点とするトゥールの新作は当初2017年のリリースが見込まれていたものの、その後延期されている。

今回、ダニー・ケアリーは先週末にカリフォルニアで行ったサイン会でファンに新作の進捗状況を明かしている。新作についての新たなニュースがあるかと訊かれると、ダニー・ケアリーは次のように答えている。「ああ。4月の中旬に出るよ。その予定なんだ。いずれにせよね」

また、トゥールの新作については、彼らに近しい人物であるガブリエル・シャファーが現在は削除されているインスタグラムへの投稿でその全編を聴いたことを示唆している。

「僕に言えるのは、多くの人たちが10年以上待ちわびていたものを、最初から最後まで聴いたということだけ」と彼は投稿している。「待っていた価値のあるものになっているのは確かだよ。問題は、僕たちにはその価値があるのか?ということだ」とガブリエル・シャファーは「#トゥール」というハッシュタグを付けて投稿している。

メイナード・ジェームス・キーナンは昨年の2月に新作の歌詞やメロディーについて「1曲を除いて、歌詞とメロディーは100%できた」と語っていた。

メイナード・ジェームス・キーナンは以前、新作の遅れについてバンド・メンバーたちの慎重な態度が原因だと語っている。「俺としては、連中が書きたいと思っているよりも早く、アルバムをリリースしたり楽曲を書きたいと思っているんだけどさ」と彼は語っている。「彼らは慎重に分析しながら進めるんだよ」

トゥールは今夏にフェスティバルへの出演を含むヨーロッパ・ツアーを行う予定となっており、新作を携えたものになることが見込まれている。

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