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ニルヴァーナのドラマーであるデイヴ・グロールは、元バンドメイトであるクリス・ノヴォゼリックやパット・スメアとの感動的な再結成について語っている。

デイヴ・グロールは『ケラング!』誌とのインタヴューの中で、ここ20年以上の中で2度目となった“Smells Like Teen Spirit”の演奏について、圧倒的な体験だったと語っている。

デイヴ・グロールと元ニルヴァーナのベーシストであるクリス・ノヴォゼリック、元ツアー・ギタリストのパット・スメアは現地時間10月6日に、カリフォルニア州サンバーナーディーノでフー・ファイターズが主催したフェスティバル「カルジャム」で共演を果たしている。

デイヴ・グロールは、2014年にニルヴァーナがロックの殿堂入りを果たして以来となるバンドの一連の楽曲のパフォーマンスについて、次のように語っている。

「パットとクリス、俺とで、コンクリートの壁に囲まれた小さなリハーサル・ルームに座ってあの楽曲たちを演奏した時、まさにニルヴァーナのようなサウンドに聴こえたんだ」とデイヴ・グロールは『ケラング!』誌に語っている。

「宇宙空間に撃たれたような心地だったよ」と彼は語っている。「あのドラム・フィルを演奏して、コーラスに雪崩れ込むことができるっていうのは……スピリチュアルで、肉体的で、感動的なことだったよね」

デイヴ・グロールは次のように続けている。「俺たちはお互いに笑顔を向けはするけど、いろいろな感情が波のように押し寄せてくるんだ。そこには、いない人がいるからね。この曲たちを、今もカート(・コバーン)と分かち合うことができていたらなって思うんだ」

また、クリス・ノヴォゼリックは“Smells Like Teen Spirit”のパフォーマンス中の自身について「晴れやかだった」と語っている。

「あの瞬間を、これからもずっと大切にしようと思っているんだ。とても特別なものだったからね」とクリス・ノヴォゼリックは語っている。

カルジャムで演奏されたニルヴァーナの楽曲は以下の通り。

Serve The Servants (with John McCauley)
Scentless Apprentice (with John McCauley)
In Bloom (with John McCauley)
Breed (with Joan Jett)
Smells Like Teen Spirit (with Joan Jett)
All Apologies (with Joan Jett and Brody Dalle)

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