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カート・コバーンが亡くなって以来、ニルヴァーナの楽曲をほとんど演奏していないことで知られるデイヴ・グロールだが、今回、死後では2度目となる“In Bloom”のパフォーマンスを披露している。

デイヴ・グロールは今回、ロサンゼルスで開催されたヴードゥー・スローダウン・フェスティバルのトロンボーン・ショーティのステージにドラマーとして参加して、『ネヴァーマインド』に収録された“In Bloom”を共に披露している。

デイヴ・グロールとトロンボーン・ショーティによる“In Bloom”のパフォーマンスの映像はこちらから。

「何年もの間、俺はいかなる音楽も聴けなくなったんだ。ニルヴァーナの曲は言うまでもなくね」とデイヴ・グロールは先日、ニルヴァーナのアルバムを聴けなかった日々について語っている。「カートが亡くなった時は、ラジオで曲がかかるたびに心が痛んだよ。自分でニルヴァーナのアルバムをかけることもなかった。どこへ行ったってかかっていたけどね。車に乗ればかかっているし、お店に行ってもかかっているわけでね。俺にとっては、それがすごくパーソナルなものだったんだ」

「ニルヴァーナのアルバムについては、何もかもを覚えているよ。レコーディング中に俺が履いてたショーツも覚えているし、その日に雪が降っていたことだって覚えてる。今でも、当時を振り返ってみた時にカートの歌詞に新しい意味を見出すことがあるんだ」

デイヴ・グロールは次のように続けている。「修正論者には思われたくないんだけど、衝撃を受ける時があるんだよね。『なんてこった、カートがあの時こう思っていたなんて知らなかったよ』っていうふうにね」

「ニルヴァーナは俺にとって、自分の身に起きた革命だった。(バンドに加入した時)俺は21歳だったんだ。21歳の頃に自分がどうだったか覚えてるか? 何でも知った気になってるだろ。でも、そんなわけはなくてね。俺も自分が何でも知っていると思っていたよ。けど、ニルヴァーナに加入して自分がほとんど何にも知らないんだっていうことに気が付いたんだ」

「ニルヴァーナは人生における最高のハイライトの一つだし、同時に、当然ながら最も落ち込んだ時期の一つでもあるけどね」

ベーシストのクリス・ノヴォゼリック、デイヴ・グロール、ギタリストのパット・スメアからなるニルヴァーナの現存するメンバーは2014年、ロードやセイント・ヴィンセント、ジョーン・ジェット、ソニック・ユースのキム・ゴードンらをヴォーカルに迎えてロックの殿堂でパフォーマンスを行っているほか、ブルックリンのセイント・ヴァイタス・バーで行われたアフター・パーティーでは、さらにダイナソーJr.のJ・マスシスとジョン・マッコーリーが加わってパフォーマンスを行っている。

この時にデイヴ・グロールはカート・コバーンの死後初めて“In Bloom”を演奏している。

デイヴ・グロールは先日、再結集ライヴの未公開映像や音源をいずれリリースしたいと語っていた。

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