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クイーン+アダム・ランバートは、現地時間9月1日に3週間にわたるラスベガスでの連続公演の初日を迎えており、バンドのこれまでのキャリアの名曲のほか、エルヴィス・プレスリーのカヴァーを披露している。

バンドは10公演の初日となったこの日の公演で、エルヴィス・プレスリーの1956年の名曲である“Heartbreak Hotel”をカヴァーしている。

観客が撮影した“Heartbreak Hotel”のカヴァー映像はこちらから。

「クラウン・ジュエルズ」と題された公演は、スクリーンにクイーンの紋章が描かれた金属の扉が映し出され、それをクイーンの名盤『世界に捧ぐ』のアートワークに描かれている巨大なロボットがこじ開けるという演出で幕を開けており、その後バンドが登場して1曲目に“We Will Rock You”の速いバージョンを披露している。

アンコールでは有名な1986年のウェンブリー・アリーナ公演での元フロントマンのフレディ・マーキュリーのMCの映像が映し出されており、バンドはその後でよく知られたスローなバージョンの“We Will Rock You”と、アンセムとなっている“We Are The Champions”を披露している。

観客が撮影した、オープニングとアンコールのそれぞれの映像はこちらから。

クイーンのギタリストであるブライアン・メイは、この公演に先駆けて行われたインタヴューの中で、フレディ・マーキュリーはアダム・ランバートに嫉妬するだろうと語っている。

「フレディはきっと彼のことを好きになるだろうし、嫌いにもなると思うよ。アダムは神から授かった真の才能の持ち主だからね」とブライアン・メイは「ヤフー!」に語っている。「10億人に一人の歌声で、これまでに一緒にやってきた人の中でも、あれだけの幅を持っている人はいないよ。歌声の幅だけではなく、そのすべてでクオリティが高いんだ。アダムは、俺がフレディで見てきてきたのと同じように成長しているんだよ」

アダム・ランバートは2011年からクイーンのフロントマンを務めており、ブライアン・メイはアダム・ランバートと共にライヴを行うことについて彼に賛辞を送っている。

アダム・ランバートは先日、音楽業界でセクシャリティを明かすことへの変化について語り、フレディ・マーキュリーに敬意を表して「違う時代」においてのセクシャリティの議論は難しいと述べている。

ラスベガスでの連続公演の初日となったこの日のセットリストは下記の通り。

We Will Rock You (fast version)
Tie Your Mother Down
Somebody To Love
Fat Bottomed Girls
Killer Queen
Don’t Stop Me Now
Bicycle Race
I’m In Love With My Car
Another One Bites The Dust
I Want It All
Love Of My Life
Heartbreak Hotel
Crazy Little Thing Called Love
Under Pressure
Who Wants To Live Forever
The Show Must Go On
Radio Ga Ga
Bohemian Rhapsody

Encore:
We Will Rock You
We Are The Champions

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