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ノエル・ギャラガーはマンチェスター・ユナイテッドを率いるジョゼ・モウリーニョ監督について自身の見解を語っている。

ノエル・ギャラガーはマンチェスター・シティのファンとしてよく知られており、定期的に試合会場で目撃されているほか、長年にわたって自身のファンっぷりについて語ってきている。

今シーズンのマンチェスター・ユナイテッドは第3節を終えた現時点でわずかに勝ち点3を獲得したのみとなっており、これは1992年〜1993年シーズン以来最低の記録となっている。『デイリー・メール』紙の報道によれば、マンチェスター・ユナイテッドを率いるジョゼ・モウリーニョ監督は次節の結果次第で解任の可能性があるという。

ノエル・ギャラガーは今回、英ラジオ局「トークスポーツ」によるインタヴューの中でジョゼ・モウリーニョについて訊かれると、先日の記者会見で報道陣に「敬意を払ってくれ」と苛立ちを見せたジョゼ・モウリーニョに言及して次のように答えている。「今は沈んでいる最中に見えるよね。報道陣にリスペクトを求め始めているんだから、ボロが出始めているんだよ」

「俺が子供だった1980年代は、リヴァプールが一番強いチームだったんだ。あいつらがそれから20年以上もリーグ優勝から遠ざかることになるなんて当時は想像もつかなかったわけでね」とノエル・ギャラガーは続けている。「90年代に入ってからは、マンチェスター・ユナイテッドがリーグを3連覇して、チャンピオンズ・リーグも優勝して、二冠や三冠も獲得したわけで、あいつらがリーグを制覇しないなんて10分も考えられないような状況だったわけだけど、実際にそうなってしまっているわけだからね」

「(2013年まで27年間にわたってマンチェスター・ユナイテッドの監督を務めた)アレックス・ファーガソンがチームを去ってからは、その日はイギリスのサッカー界にとって素晴らしい1日になったと思うんだけどさ。構図が崩れ始めて、今は座って楽しく見守ることができるんだ」

ノエル・ギャラガーは続けて、マンチェスター・ユナイテッドとマンチェスター・シティの違いについて語っている。「マンチェスター・ユナイテッドとマンチェスター・シティの違いは、シティには十分な戦力が揃っている上に、いい選手を連れてこられるっていう所にあると思うんだ。ユナイテッドは単に高いヤツを連れて来ようとしているだけだからね。あいつらがアレクシス・サンチェスを獲ったのはシティが獲得しようとしていたからだし、フレッジを獲ったのだってシティが獲ろうとしていたからで、ポール・ポグバを獲ったのも他のチームがみんな獲ろうとしていたからなわけでね。あいつらには将来に向けた選手の獲得プランがないように見えるよ。それが大きな違いだよな」

「ベルナルド・シウバのことなんか誰も気にかけてなかったし、レロイ・サネだって誰も追っていなかったはずだよ。ラヒーム・スターリングやカイル・ウォーカーを獲った時なんか他のヤツに笑われてたからね。ウチのチームにいる選手獲得の担当者たちは、ペップ(・グアルディオラ監督)に負けないくらいの天才揃いなんだよ」

ノエル・ギャラガーはチャンピオンズ・リーグよりもプレミアリーグのほうが重要だとして、次のように語っている。「チャンピオンズ・リーグに支配されるようになる、みたいなことを言われたことがあったと思うんだけどさ。そんなことはないと保証するよ。ファンにとっては、プレミア・リーグこそがすべてなんだ。レアル・マドリードやバルセロナに勝つよりも、俺はチェルシーやトッテナム、ユナイテッド、リヴァプールよりも上の順位にいたいからね。俺たちはまだ、チャンピオンズ・リーグに標準に合わせられるほどリーグを制覇していないからな」

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