Photo: Cavalier Films Ltd

ヒプノシスは手掛けてきたアートワークのコレクションを音楽出版社のプライマリー・ウェーヴに売却したことが明らかになっている。

今回の売却はオーブリー・パウエルが所有する権利を売却したもので、そこにはバッド・カンパニー、スティクス、ブラック・サバス、クイーン、デフ・レパード、フォーリナー、イエス、AC/DC、ジェネシスなどのアートワークが含まれており、ピンク・フロイドの“Point Me To The Sky”のミュージック・ビデオで使用されたオリジナルの複葉機やレッド・ツェッペリンの『プレゼンス』のアルバム・ジャケットに登場する「ジ・オブジェクト」なども含まれるという。

プライマリー・ウェーヴはオーブリー・パウエルと共にヒプノシス・カタログのグローバルな展覧会を開催することで、このアートワークの遺産を末永く称え続けていくという。この展覧会ではこれまで未公開だった作品を含む様々なコレクション作品が展示される。

今回のパートナーシップについてプライマリー・ウェーヴのレクシー・トッドは次のように語っている。「音楽の歴史において最も影響力のあるヴィジュアル・カタログの一つについてオーブリー・パウエルとパートナーになれたことに非常に楽しみです。こうしたアートワークは単にレコードに添えられたものではなく、何世代にもわたって音楽そのものの体験を形作ってきました。プライマリー・ウェーヴは音楽とイメージの間にある深い繋がりを尊重して、こうした象徴的な作品が世界中の音楽ファンにインスピレーションを与え続けるよう尽力して​​いきます」

オーブリー・パウエルは次のように語っている。「プライマリー・ウェーヴがヒプノシスの作品という遺産に興味を示してくれたのは有り難い知らせでした。長い間、私のコレクションの一部を売却するよう持ちかけられてきましたが、興味をひくものはありませんでした。作品全体の重要性を理解して、シリアスなアート・フォームとして認めてくれる企業をずっと待ち望んでいました。ある程度の展覧会は開催できたものの行き詰まりを感じていて、さらに広げていくには支援、人脈、そしてチームワークが必要でした。プライマリー・ウェーヴはそうした支援とコラボレーションを申し出てくれました。私たちは意気投合しており、ヒプノシスが世界的な舞台で成長していくのを楽しみにしています」

ストーム・トーガソン、オーブリー・パウエル、そして後に加わるピーター・クリストファーソンによるヒプノシスは、ピンク・フロイド、T. レックス、ブラック・サバス、ポール・マッカートニー&ウイングスらのアルバムのアートワークを手掛けたことで知られている。なかでもピンク・フロイドの『狂気』、『炎~あなたがここにいてほしい』、レッド・ツェッペリンの『聖なる館』、T. レックスの『電気の武者』などは不朽の名作として語り継がれている。

ヒプノシスのドキュメンタリー映画の監督を務めたアントン・コービンは次のように語っている。「はっきりと覚えているのはピンク・フロイドの『原子心母』とピーター・ガブリエルの作品のスリーヴを見た時のことだね。衝撃を受けて、ヒプノシスを発見する旅路に導かれることになった。ロンドンを拠点とするこのデザイン・スタジオは当時の最も思い深いスリーヴの数々をデザインしたんだ」

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