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スリップノットは実験的な幻のアルバム『ルック・アウトサイド・ユア・ウィンドウ』をフィジカルで正式リリースすることを発表している。
『ルック・アウトサイド・ユア・ウィンドウ』は長年にわたる憶測、リリース予告、延期を経て、今年4月のレコード・ストア・デイに限定盤が発売されていた。
今回、『ルック・アウトサイド・ユア・ウィンドウ』は6月12日にフィジカルの各種形態でリリースされることが発表されている。青の透過リーフLPは250枚限定となり、クリア・パープルのLPは500枚限定、バブルガム・ピンクのLPは1000枚限定となる。
その他にもシルヴァー・ナゲットとゴールデン・パールの12インチ盤、一般発売となるエコ・ブラック盤LP、そしてデジパックCDも発売される。
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『ルック・アウトサイド・ユア・ウィンドウ』は2008年発表の『オール・ホープ・イズ・ゴーン』を制作している時にコリィ・テイラー、シド・ウィルソン、ジム・ルート、ショーン・クラハンによってレコーディングされた作品となっている。コリィ・テイラーは一時2つのアルバムを1つにまとめようとしたが、「ものすごく実験的で、独特の空気」の曲があって、うまくいかなかったと語っている。この時のセッションからリリースされた曲は『オール・ホープ・イズ・ゴーン』のボーナストラックだった“Til We Die”のみとなっていた。
2019年からリリースが予告されてきたが、新型コロナウイルスの影響もあり、何度も延期され、今回ついにリリースされることになる。アーティスト名とアルバム・タイトルはともに「ルック・アウトサイド・ユア・ウィンドウ」となっている。
レコード・ストア・デイのリリース時にスリップノットは声明で次のように述べている。「スリップノットとはまったくかけ離れたクリエイティヴな道を歩んでいることは分かっていた。それで熱を入れてやってみたんだ。私はその実験的な精神に敬意を表して、このプロジェクトを『ルック・アウトサイド・ユア・ウィンドウ』と呼ぶことにした」
「自分たちの歴史においても混沌とした時期に作られたこの曲は人里離れた農場の一軒家で夜遅くに生まれることになった。大きな窓から外を覗きながら、外には一体何が、あるいは誰が潜んでいるのだろうと思いを馳せていた。その未知なる感覚が音楽そのものに染み込んでいる。ルールはなく、アイディアは至る所から生まれることになった。繊細なドラム・ループ、オルガンの断片、抽象的なギター・ノイズ、カエルやコオロギの音のサンプリングまで、感情と本能に導かれて、音そのものが示す道に任せたんだ」
2024年11月の時点でショーン・“クラウン”・クラハンは『ルック・アウトサイド・ユア・ウィンドウ』について次のように語っている。「音源が存在することも、世に出ることも誰も信じていなかったんだけど、自分としては高く評価していて、こんな風に歌うコリィ・テイラーは聴いたことがないはずだと言ってきた。自分の中ではまったく違うアプローチでね。最近になってリリースすることを許可したんだ。懸命にミックスもマスタリングもやったよ」
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