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コールドプレイのクリス・マーティン、デーモン・アルバーン、ブライアン・イーノら多くのミュージシャンは、ウガンダの政治家でミュージシャンだったボビ・ワインことチャグラニ・センタムが暴行された上で投獄されたことについて、ウガンダ政府に抗議する文書に署名している。

チャグラニ・センタムは2017年に行われたウガンダの選挙で無党派の議員として当選しており、現大統領であるヨウェリ・ムセベニを公に批判していることで知られてる。チャグラニ・センタムは現地時間8月13日に、決起集会での反逆罪の疑いで暴行を受けた後に拘留されている。一方で、彼の運転手を務めていたヤシン・カウマは車内で彼を待っていたところを銃撃され、亡くなっている。

U2のアダム・クレイトンやピーター・ガブリエル、ラフ・トレードの設立者であるジェフ・トラヴィス、レジー・ワッツ、レオ・エイブラハムズら多くの音楽関係者や人権活動家らがこの文書に署名している。彼らはチャグラニ・センタムが治療を受けられることや、彼の拘留やヤシン・カウマ殺害についての徹底した捜査を求めている。

署名を求める声明では次のように述べられている。「私たちは、今も続く彼の拘留への警戒を続けることや、彼が迅速に無条件で解放され、この一件やウガンダにおけるその他の政治的な抑圧や暴力がなくなるよう、現地レベルから地域レベル、国際的なレベルで我々の声やネットワークを使っていくことを誓います」

ボビ・ワインの投獄を受けて、ウガンダの首都カンパラでは各地で抗議者やそれに伴う逮捕者の数が増加している。

一方、デーモン・アルバーンは先日、新たなアルバムのためのブラーの再結成はあり得ると明かしている。

『ザ・サン』紙に対してデーモン・アルバーンは、ブラーが再び再結成することについてシナリオがないわけではないと説明している。

「再結成がありえないということは決してないよ」と彼は語っている。

「間違いなくいつかのタイミングで一緒に音楽をやると思うからね。あのミュージシャンたちともうやれないなんてことは考えたくないんだ」

「ただ、それは絶対にふさわしい時期じゃないといけないんだけどさ」

「人々から本当にそれを求められていないと、自分たちへのトリビュート・パフォーマンスになってしまうからね。そうなってしまえば、自分たちが築き上げたものをすべて壊すことになるんだ」

「いつかゴリラズのライヴの途中でブラーの曲をやってみたいんだ。やったことはないし、きっとやらないほうがいいんだけどさ」

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