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デイヴ・グロールはフー・ファイターズを始めるにあたってパール・ジャムのエディ・ヴェダーが大きな役割を果たしたことを明かしている。

フー・ファイターズは1994年10月にデイヴ・グロールがロバート・ラング・スタジオでレコーディングした1本のデモ・テープがきっかけとなって始動するが、今回公開されたドキュメンタリー『ソニック・ハイウェイズ』の未公開シーンで、デイヴ・グロールはそれ以前のデモ・テープに言及している。

ランドリー・ルーム・スタジオのバーレット・ジョーンズは、一緒に制作した1993年のデモ・テープをデイヴ・グロールと一緒に聴く映像を公開しており、そのなかでデイヴ・グロールはパール・ジャムのフロントマンであるエディ・ヴェダーに言及している。

「このデモ・テープで俺が何を覚えているかっていうとさ。エディ(・ヴェダ―)が海賊ラジオをやっていたのを覚えているかな?」とデイヴ・グロールは語っている。「彼はこれをかけてくれたんだよ。そう、彼はこの曲(デモ・テープに収録の“Exhausted”)をかけてくれたんだよ。それって、俺たちがやったものを他の誰かが聴いてくれてるというのを知った初めての瞬間だったんだ」

「確か君とデーモン(・スチュワート)がこれをラジオでかけてくれて、そのすぐ後に、いつだったかは覚えてないんだけど、でも、アルバムなんか出る前にエディはこのバージョンを海賊ラジオでかけてくれたんだ」

今回公開された『ソニック・ハイウェイズ』の未公開映像はこちらから。

デイヴ・グロールは、23分にも及ぶソロ曲“Play”が8月10日にデジタルやストリーミングでリリースされる予定で、この曲の制作を追ったドキュメンタリーも同日に公開される予定となっている。

「自分の子供が音楽を始めて、歌ったりドラムを叩いたりして学んでいるのを見ていたら、アルバムを聴いて、聴くことから学んでいた自分の頃のことも思い出してね……それで子供たちがレッスンを受ける場所に連れて行ったら、部屋は子供たちでいっぱいでね。ものにしようと一生懸命やってるんだ」とデイヴ・グロールはこのドキュメンタリーについて語っている。

「49歳になった今でさえ、自分もまだものにしようとしているわけでね……ずっと達人なんかにはなれないものなんだよ。常に次のチャレンジに向かっていて、常に自分が学んできたものを改善できないか、方法を探しているんだよ」

ドキュメンタリーのトレイラー映像はこちらから。

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