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カート・コバーンの娘であるフランシス・ビーン・コバーンは、両親であるカート・コバーンとコートニー・ラヴの結婚に対する自身の見解について語っている。
フランシス・ビーン・コバーンは、カート・コバーンがかつて子供時代に所有していた個人的な品々を展示するアイルランドのキルディアで開催される新たな展覧会のオープニングに際して取材に応じている。
フランシス・ビーン・コバーンは今回の展覧会についてコートニー・ラヴも「協力的」だと語っており、次のように続けている。「（コートニーは）これは息子や兄妹としてのカートであって、自分の夫を反映したものではないということが分かってるのよ。コートニーの知っている彼は、母親や妹が近くで見ていた彼とは全然違うものなの」
フランシス・ビーン・コバーンは次のように続けている。「カートはコートニーといることで少しうわべを作っているところもあったと思ってるの。彼は自分のミステリアスさやダークさという側面を誇張しようとしてたのよ。というのも、コートニーのミステリアスさやダークさに合わせようとしていたんだと思う。それは素晴らしいことだったし、それが2人にあったものなんだと思う」
母親や妹が目にしていたカート・コバーンを「彼は選ばなかった」として、フランシス・ビーン・コバーンは次のように語っている。「祖母と叔母にとっては、自分たちが目にしていたカートこそが彼であり、彼女たちの知っている彼だったのよ。今回の展覧会はそうした彼を反映したものであることが重要なの。これこそが彼の子供時代であり、ピュアなところから出てきたものなの」
「グローイング・アップ・カート・コバーン」と題された展覧会は9月30日までダブリン近くのニューブリッジにあるミュージアム・オブ・スタイル・アイコンズで開催される。オープニングにはフランシス・ビーン・コバーンのほかに彼女の叔母であるキム、祖母であるウェンディ・オコナーも参加している。今回の展覧会ではカート・コバーンによるスケッチや絵画、衣服、手書きの歌詞、そして車などが展示される。展示品の中にはこれまで一般公開されていないものもあるという。
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