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ニルヴァーナの元マネージャーであるダニー・ゴールドバーグは、フロントマンのカート・コバーンは殺害されたという説についての見解を語り、「バカげている」と評している。4月5日でカート・コバーンは25回目の命日を迎えている。

『インディペンデント』紙の新たなインタヴューで1990年から1994年までニルヴァーナのマネージャーを務めたダニー・ゴールドバーグは、カート・コバーンについて最終的に自殺で亡くなるまでに常軌を逸した行動が増えていったと語っている。

カート・コバーンの死の直後からその死をめぐって他殺といった「陰謀説」が噂されることになったが、ダニー・ゴールドバーグはそれについて「バカげている」と感じていると語っている。

彼は次のように続けている。「彼は自殺したんだよ。その1週間前に彼に会ったんだけど、彼は気が滅入っていてね。6週前にも彼は自殺をしようとしたんだ。彼は自殺についてたくさん話したり書いたりしてたんだ。彼はドラッグもあったし、銃も持っていたからね」

「なぜみんなは憶測するんだろうね? 喪失の悲劇があまりに大きいと、人々は別の原因を探すのかもしれないけど、そこに真実はまったくないと思うよ」

カート・コバーンの死の1週間前、妻であるコートニー・ラヴが先の自殺未遂を受けて介入しようとした後、ダニー・ゴールドバーグを含め9人の人物が彼を救おうとしていたとダニー・ゴールドバーグは明かしている。

「彼は危険な状態だったんだ」とダニー・ゴールドバーグは振り返っている。「僕の主な記憶は彼に連絡を取るのがすごく難しくて、深くふさぎこんでいることに最低だと感じていたことだった」

「個人的に彼と繋がりを持つという点で素晴らしい状況ではなかった。というのも、その他、大勢の人がいて、彼は自分の家でも包囲されているように感じていたのが分かったからね。でも、コートニーはおびえていたんだ。彼女は彼がすごく大変な時期を過ごしているのを目撃していたから、他の人と彼が喋ることが手助けになると思っていたんだ」

ダニー・ゴールドバーグは生前、カート・コバーンがニルヴァーナ以外のキャリアを検討していたことを明かしている。ダニー・ゴールドバーグはカート・コバーンがR.E.M.のマイケル・スタイプとレコーディングをしようとしていたとも語っている。

「彼は自分自身を表現する別の方法を見つけようとしていたんだと思う。バンドであれ、そうじゃないとしてもね」とダニー・ゴールドバーグは語っている。

ダニー・ゴールドバーグはカート・コバーンが亡くなってから25年となることを受けて『サーヴィング・ザ・サーヴァント:リメンバリング・カート・コバーン(原題)』と題した書籍を4月2日に刊行している。ダニー・ゴールドバーグは1990年から1994年にかけてニルヴァーナのマネージャーを務めていた人物で、レッド・ツェッペリンやボニー・レイットらのマネージャーを務めていたことでも知られている。

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