ラッパーのスモーク・ドーグとコバ・プライムが現地時間6月30日にトロントで銃撃に遭って亡くなっている。
トロントのニュース・チャンネル「CP24」の報道によれば、トロントの繁華街にあるに位置するナイト・クラブ「キューブ」の外で銃声を聞いたと複数の人々が証言しているという。報道によれば、2人の男性と1人の女性が撃たれ、3人はすぐに病院に搬送されたものの、男性2人は搬送先の病院で死亡が確認されている。
亡くなったのは21歳のジャヴァント・スマートと28歳のアーネスト・モデクウェの二人で、ジャヴァント・スマートは「スモーク・ドーグ」という名前で活動していた新鋭のラッパーであったほか、アーネスト・モデクウェはヒップホップ・クルーのプライムで「コバ・プライム」として活動していた。
ムスタファ・ザ・ポエットはツイッターでスモーク・ドーグに追悼の意を表している。「人生で最悪の日だ。どういうわけか、次々と最悪のことを見つけ続けている。スモークが逝ってしまった。僕らの祈りが天国まで届きますように」
同じくトロント出身のラッパーであるドレイクは、スモーク・ドーグの写真をインスタグラムのストーリーに投稿して次のように綴っている。「こうした才能ある貴重な人々、そして内に秘めた光たちが消えていく現状にショックを受けているよ。平和が俺たちの街を洗い流してくれますように。まだ見ぬ多くの才能と物語が残されていたんだ。ゆっくり休んでくれ、スモーク」
Smokey is gone, may our prayers follow him to heaven
— Mustafa (@MustafaThePoet) July 1, 2018
Drake via his IG story. RIP Smoke Dawg ???? pic.twitter.com/xRnKVZzncX
— Drake Direct (@DrakeDirect_) July 1, 2018
ハラル・ギャングというヒップホップ・クルー出身のスモーク・ドーグは、2015年にリリースした“Still”で世に知られることとなっている。
スモーク・ドーグはスケプタやフレンチ・モンタナとコラボレーションしたことがあるほか、2017年2月には自身のロンドン公演にドレイクとスケプタが出演して話題となっていた。
スモーク・ドーグは先週、最新曲“Fountain Freestyle”をリリースしたばかりで、現在はデビュー・アルバムに取り組んでいると報じられていた。
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