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新鋭のラッパーだったジミー・ウォポが2人が襲われた銃撃事件で亡くなったことを当局が認めている。享年21歳だった。

本名をトレイヴォン・スマートというジミー・ウォポは、現地時間6月18日の夜にペンシルベニア州ピッツバーグのミドル・ヒルで発生した銃撃事件の2人の被害者のうちの1人となっている。地元テレビ局「WTAE」の報道によれば、銃撃されたもう一人の被害者の容態は安定しているという。現場はピッツバーグのヒル・ディストリクト近郊にあるワイリー・アヴェニューとダフ・ストリートが交わる交差点だと報じられている。

ジミー・ウォポのマネージャーを務めるテイラー・マグリンはフェイスブックで彼の訃報を認めており、追悼の意を評している。

「私は今日ブラザーを失って、世界最悪の気分です。彼は偉大になる運命にあり、友人や家族、コミュニティに対してできる限りのことをしたいと思っていました」とテイラー・マグリンは述べている。「私たちは今日、素晴らしい人を失いましたが、私は彼の思い出を永遠に生きさせるために持ちうる力の限りを尽くしたいと思っています。愛しているよ」

https://www.facebook.com/taylor.maglin.9/posts/2061112624127184

また、ウィズ・カリファやマック・ミラーを初め、多くのアーティストがジミー・ウォポに追悼の意を表している。アーティストらの投稿はこちらから。

https://www.facebook.com/wizkhalifa/posts/10156277749901142:0

「安らかに、ジミー・ウォポ」

「ジミー・ウォポが今日殺害されたと聞いて本当に悲しい。私たちは去年の夏に彼とマネージャーに彼の音楽についてインタヴューをしたばかりで、彼にはヒップホップの明るい未来が待っていると思っていたのに。大規模なレコード契約を結ぶ寸前だと聞いていたんだ」

「ジミー・ウォポに祈りを送るよ」

「2つの美しい黒人の魂が悲劇的に失われた。ジミー・ウォポとエックスエックスエックステンタシオン、どうか天国で安らかに」

ジミー・ウォポは14歳の時にラップや楽曲制作を始め、2015年の“Walkn Bomb”のYouTubeでのヒットをきっかけに音楽界で注目を集める存在となっている。ジミー・ウォポの楽曲“‘Elm Street”はYouTubeで現在までに600万回以上再生されている。また、報道によればジミー・ウォポはメジャー・レーベルと契約を結んだばかりだったという。

「2人の男性被害者が病院に運び込まれました。現在は捜査を進めている段階です」とピッツバーグ警察でスポークスマンを務めるアリシア・ジョージは発表している。「自動車で犯行を行ったと思われるこの事件について、単発的な犯行だと我々は見ています」

ジミー・ウォポの訃報が報じられる数時間前には、エックスエックスエックステンタシオンが銃撃によって亡くなったことが報じられている。

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