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フー・ファイターズのフロントマンであるデイヴ・グロールは、(大統領選への出馬が期待されている)「オプラ(・ウィンフリー)をやるつもりはない」として、ドナルド・トランプの対抗馬として2020年の大統領選への出馬を否定している。

デイヴ・グロールはこれまでにもトランプ政権を激しく批判しており、ドナルド・トランプが大統領の座についていることが「恥ずかしい」とも語っている。

『GQ』誌によるインタヴューに応じたデイヴ・グロールは今回、バンドのドラマーであるテイラー・ホーキンスから将来的な大統領選挙への出馬を持ちかけられたことを明かしている。

「(テイラー・ホーキンスから)こう言われたんだ。『君は大統領選に出馬するべきだよ』ってね。『そんなのクソ食らえだよ』。これは俺の発言だけどさ、そんな感じだったよ」とデイヴ・グロールは語っている。「俺はオプラ(・ウィンフリー)をやるつもりはないね。『実のところ、どうなるかなんて分からない』なんてこともないんだ」

大統領選への出馬を否定したデイヴ・グロールだが、、昨今のアメリカの政情や社会情勢について政治的とも言える発言を行っている。

「アメリカン・ドリームはこれまでも実体があったし、魅力的なものだった」とデイヴ・グロールは語っている。「今日では、アメリカン・ドリームは壊されてしまったんだよ。おそらく俺は今の大統領よりも世界を飛び回っているけど、俺が知ることになった彼の気づいていないことの一つが、世界は思っているほど大きくないということなんだ。すべてが隣人なんだよ。インドやアジア、アイスランドは他の太陽系にある国じゃないんだ」

「俺は自分たちの大統領を恥ずかしく思っているよ。どこかへ行くたびに申し訳なく思うんだ」

デイヴ・グロールは先日、チャリティ・イベントで2人の娘であるヴァイオレットとあーパーと共にパフォーマンスを行なっている。

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