アークティック・モンキーズのアレックス・ターナーは、ソロ・アーティストとしてではなくアークティック・モンキーズとして音楽を作り続ける決め手になったものについて語っている。
シェフィールド出身のアークティック・モンキーズは5月11日に通算6作目となる『トランクイリティ・ベース・ホテル・アンド・カジノ』をリリースしており、主にアレックス・ターナーによって書かれた同作は、これまでのバンドの方向性とは大きく異なるものとなっている。
アレックス・ターナーは『サンデー・タイムズ』紙による特集記事の中で、「ツアーをするにも不便で高額でバンドが流行していない時代」になぜソロでやろうとしなかったのかという質問に答えている。
「俺は仲間たちに満足しているんだよ」とアレックス・ターナーは自身のバンドメイトについて語っている。「例えば、俺は今回のプロジェクト(『トランクイリティ・ベース・ホテル・アンド・カジノ』)で自分が何をしているのか分からなくなって、完全にそれを見失ってしまった時期があったんだけどさ。その時にジェイミー(・クック、ギタリスト)がロサンゼルスまで会いに来てくれて、一緒に取り組むことになったんだけど、彼の励ましのおかげで突然にまったく別の感情が生まれることになったんだ」
「(ジェイミーも)それに興奮してくれてね。それも俺たちが16歳の頃に彼の実家の部屋でアイディアに興奮していた時と同じような感じでさ。彼のリアクションからは今でもそういう高揚感を感じるんだ」
アレックス・ターナーは、2011年に映画『サブマリン』のサウンドトラックとして唯一のソロ作品となる同名のEPをリリースしている。
アレックス・ターナーは先日、2001年にザ・ストロークスが登場したことがいかに自身の人生を変えたかについて語っている。
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