アークティック・モンキーズのフロントマンであるアレックス・ターナーは、2001年にザ・ストロークスが登場したことがいかに自身の人生を変えたかについて語っている。
アレックス・ターナーはバンドの新作『トランクイリティ・ベース・ホテル・アンド・カジノ』の“Star Treatment”で「ただ僕はザ・ストロークスの一員になりたかっただけ、それが今ではこのザマだ」と歌っており、その歌詞はアルバムの中でも最も傑出した歌詞の一つとなっている。
「ザ・ストロークスの登場は、俺が聴いていた音楽や履いていた靴にまで変化をもたらしたんだ。髪を伸ばして、母親のブレザーを借りて着たりしていたよ。大ファンだったからね」とアレックス・ターナーは「ラジオX」に語っている。
「あの歌詞は、一つの時代が一瞬にして過ぎ去ってしまうという考えを閉じ込めたものでね。ちょっと置いておいて、アルバムがどんなものになるか掴めてきたらそこに戻ってこようとしていたんだ。いざ変えようとそこに戻ってきた時には、あるべき場所にあるような気がしていたんだけどさ」
アレックス・ターナーは次のように続けている。「あまりに率直だったから、そのおかげであの歌詞をあえて残すことにしたっていう感じでもあるんだ。あの歌詞は、自分たちのファースト・アルバムの歌詞を俺がどう書いていたかっていうことも思い出させてくれるんだよ。新作についてもファースト・アルバムについても言えることがあってね……この2枚には似ているところがあって、これまでのどのアルバムについてもこんなに強い繋がりを感じたことはなかったんだ。具体的にそれがどんなものなのかは分からないんだけどさ。もしかしたら、あの直接的な歌詞に表れているのかもしれないね」
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