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カニエ・ウェストはジョン・レジェンドとの会話の中で「自由意志を操作」しようとしていると語っている。

カニエ・ウェストはツイッターでドナルド・トランプ大統領を讃えているほか、バラク・オバマ前大統領を批判し、トランプ大統領のスローガンである「メイク・アメリカ・グレート・アゲイン」と書かれた帽子を被った写真を投稿するなどして、物議を醸している。

カニエ・ウェストは今回、ジョン・レジェントとのメッセージのやり取りを写したスクリーンショットを公開しており、ジョン・レジェンドはその中で「トランプを支持するのを再考する」ようカニエ・ウェストに求めている。「彼の人となりや彼の信条を承認するにあたって、君はあまりに力と影響力を持ち過ぎている」とジョン・レジェンドは送っている。「君も知っての通り、ファンにとっては君の発言が意味あるものになるんだ」

「ファンは君に忠実だし、彼らは君の意見をリスペクトしているんだ」とジョン・レジェンドは続けている。「今では君の愛するたくさんの人たちが君に裏切られたと感じているはずだよ。トランプ政権によってもたらされた、とりわけ有色人種の人々への被害を知っているからね。どうかこれを君の栄光に加えないで欲しい。君は僕らの世代において最も偉大なアーティストなんだよ」

カニエ・ウェストはジョン・レジェンドに愛と感謝の気持ちを示した一方で、次のように綴っている。「ファンや栄光を持ち出すのは、よくある恐怖で俺の自由意志を操作しようとする作戦だよね」

ジョン・レジェンドはその後、カニエ・ウェストに「自由に考えてもらっていい」が、「文脈を踏まえて共感と共に考える」よう呼びかけており、「君の発言や行動は重要なものなんだ」と述べて、次のように締めくくっている。「君がこのテキストを一般に公開してるんで、僕のニュー・シングルが出たことも付け加えさせてくれ(笑)」

カニエ・ウェストはその後ジョン・レジェンドとのやり取りについて、「実際にすごく共感の心できたので」「本当にありがたく感じた」とツイートしている。「俺はいまだにテレソン(報道やチャリティなどの長時間番組)を観て育った子供だよ」とカニエ・ウェストはツイートして、続けてトランプ大統領のスローガンである「メイク・アメリカ・グレート・アゲイン(MAGA)」について言及している。「人々がMAGAについて考えるとき、彼らには共感の気持ちがないように感じるんだ」

「まだ1年目に過ぎない。MAGAについて憎悪をもって共感してはいけないんだ。、愛情と時間をかけて共感して、どちらの意見にもちゃんと耳を傾けていくしかないんだよ」

ジョン・レジェンドはカニエ・ウェストの一連のトランプ大統領を称賛するコメントに苦言を呈した多くのミュージシャンの1人となっている。

一方、チャンス・ザ・ラッパーはいくつかのツイートでカニエ・ウェストに対する支持を表明しており、カニエ・ウェストについて「2日前に彼と話をしたんだ。素晴らしい場所にいて、彼の精神的・肉体的健康を問題視するような人の影響は受けてないよ」と述べている。

「黒人だからって民主党支持者になる必要はないんだ」とチャンス・ザ・ラッパーは続けている。「次の大統領は無所属の人になるね」

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