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ジューダス・プリーストは現地時間4月15日に行われた公演で、パーキンソン病のためにツアーからの離脱を表明したギタリストのグレン・ティプトンと共演を果たしている。

ジューダス・プリーストは今回、ワシントン州ケントのショーウェア・センターで行った公演の中で、アンコールとして披露した“Metal Gods”、“Breaking The Law”、“Living After Midnight”の3曲でグレン・ティプトンとのパフォーマンスを行っている。

ジューダス・プリーストがグレン・ティプトンと披露したパフォーマンスの映像はこちらから。

バンドのギタリストであるグレン・ティプトンは、今年2月にパーキンソン病のためにツアーから離脱することを発表しているが、今年3月20日に行われたニュージャージー州ニューアークのプルデンシャル・センター公演でも今回と同じ3曲をアンコールでバンドと共に披露している。グレン・ティプトンにとってニューアークでの公演は、ツアーからの離脱を発表して以来で初めて公の場に姿を見せた機会となっていた。

グレン・ティプトンは当時、インタヴュー・サイト『ビルド・シリーズ』に対してバンドと再びステージに立てたことについて語っている。「まず第一として、バンドからのサポートを受けられることは本当に嬉しいことなんだ。世界中から届くメッセージやメールだったり、オーディエンスの歓声はとても心を動かされるものでね。大の男が泣いている姿なんか見たくないだろうけど、僕らは泣いてしまったんだ」

グレン・ティプトンはまた、米ラジオ局「105.7 WAPL」に今後もライヴに出演する予定はあるのかと訊かれると、次のように答えている。「そう思うよ。僕がステージに上がれて、自分のパートを上手にこなせる限りはね。大好きなことだからさ。プリーストとステージに立てるのは本当に嬉しいことだし、可能な限りは続けていくよ」

グレン・ティプトンは10年前からパーキンソンの症状の兆候が見られると診断されていたものの、今年になって初めてそれを公にして最新作『ファイアーパワー』に伴うツアーからの離脱を発表している。

現在は70歳であるグレン・ティプトンは、ジューダス・プリーストの1974年のデビュー作『ロッカ・ローラ』からすべてのアルバムに参加しており、ライヴでのパフォーマンスが難しいためにツアーからは離脱しているものの、バンドには今も在籍している。グレン・ティプトンのツアーでの代役は、HELLやサバトでギタリストを務めた経験のある、『ファイアーパワー』のプロデューサーも務めたアンディ・スニープが務めている。

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