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ミューズのベーシストであるクリス・ウォルステンホルムは自身のヒーローであるステイタス・クォーのリック・パーフィットについて寄稿している。

ステイタス・クォーのギタリストだったリック・パーフィットは肩のケガで入院後、2016年12月24日に敗血症で亡くなっている。享年68歳だった。

クリス・ウォルステンホルムはリック・パーフィットがミュージシャンになるためのインスピレーションを与えてくれた存在だとしている。アイルランド版『インディペンデント』紙に寄稿されたエッセイの中で彼は、ステイタス・クォーを初めて聴いたときのことや、初めてのギターのレッスン、リック・パーフィットに出会ったときのことについてなどを述べている。

彼は1997年にステイタス・クォーのプリマスでのサウンドチェックに招待されたときのことを振り返っている。「その日、リックは気分がすぐれず、サウンドチェックをすることができなかったんだ」と彼は綴っている。「僕はがっかりしたけど、そのとき信じられないようなことが起こってね。彼の代役を務めるように頼まれたんだ。それで、僕はステージに上がって彼のギターで彼のパートを演奏したんだよ!」

「クォーと僕は“Don’t Waste My Time”を演奏してね。本当によく知っている曲だったから、全編演奏することができたんだ。そのステージに立った時にはミューズにすでに参加してたけど、僕らはまだ契約がなくてね。だけど、17歳にしてこれまでの人生で最も素晴らしい音楽体験をしたんだ。演奏を終えると、すぐ僕は走り去って、母親に電話したよ!」

クリス・ウォルステンホルムはリック・パーフィットが生前取り組んでいた最後のソロ・アルバム『オーヴァー・アンド・アウト』の完成にも関与している。「リックがソロ・アルバムを計画しているということを知って、もちろんその作品に貢献できるなんて大変名誉なことだと思うと伝えたんだ」と彼は綴っている。「僕たちは一緒に曲を書いてレコーディングをすることについて話をしてたんだけど、最後に会話をしたのは2016年12月17日だったんだ。そして、24日に悲痛なニュースが届いたんだよ」

リック・パーフィトがその作品の完成を間近に控えていたことがわかると、“Long Distance Love”という曲のベースの部分をレコーディングするために、スタジオに向かったことを彼は明らかにしている。「それで、プロデューサーにそれでリックのギターのラインのうちの一つを重ね録りしてもらえないかと頼まれたんだけどね。忠実に再現してほしいと言われてね」と彼は綴っている。「信じてほしいんだけど、それは誰もが想像する以上に大変なことだったんだよ」

“Long Distance Love”の音源はこちらから。

アルバム『オーヴァー・アンド・アウト』は3月23日にリリースされる。

一方で、ミューズは新たに始まるツアーについて、「今まで見たことのないようなものでみんなに衝撃を与える」ことになるだろうと予告をしている。フロントマンのマシュー・ベラミーは『NME』に次のように語っている。「僕たちは常に最新のテクノロジーとか最先端のものに関心を持っているからね。だから、誰もこれまでコンサートで使ったことのないような新しいものについていつも考えを巡らせているんだ。何かを見つけたら、それを使うことになると思うよ」

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